内容説明
故郷のねぎばたけをあとにした、あさたろう。やつがしらのごんべえ、その用心棒きゅうりのきゅうべえをたおし、にんにくにきちと二人旅。道中、いきだおれのむすめを助け、火の玉おてつのあだうちの助っ人をした情けが縁か、父、ながきちと出会えたのだが、さて…。4才から。
著者等紹介
飯野和好[イイノカズヨシ]
絵本作家・イラストレーター。1947年埼玉県秩父郡に生まれる。小学生の時は自宅の農作業用の黒板などに絵を描いていた。中学時代は美術部。東京デザイナー学院卒業後、婦人服デザイナーとして勤務。長沢セツ・モードセミナーで水彩画とイラストレーションを学ぶ。1969年雑誌「an an」(マガジンハウス)に「きむずかしやのピエロットのものがたり」を発表、1976年初めての絵本『クレヨンの歌』(岸田衿子=詩・サンリオ出版)を刊行。絵本作品に「小さなスズナ姫」シリーズで第11回赤い鳥さし絵賞、『ねぎぼうずのあさたろうその1』(福音館書店1999)で第49回小学館児童出版文化賞などがある。その他、広告、人形芝居衣装と人形のデザイン、絵本読み語り講演、ブルース・ハーモニカ奏者としてのライブ活動など、幅広い分野で活躍している。東京都在住
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