内容説明
こぶたとこひつじと、こうしとこうまが、おうちをでて、そとのはたけへぼうけんに。「かえりみちをわすれないでね」おかあさんたちのこえにおくられて。こぶたとこひつじと、こうしとこうまは、どんどんどんどんあるいていった。おいかけっこにかくれんぼ、かけっこしたりみずあそびしたり、おもうぞんぶんたのしんで、さて、かえりみちをわすれなかったかな。読んであげるなら3才から。じぶんで読むなら小学校初級むき。
著者等紹介
ハッチンス,パット[ハッチンス,パット][Hutchins,Pat]
1942年イギリスに生まれました。7人きょうだいの下から2番目でした。美術学校に学んだ後、ロンドンの広告代理店に勤務。結婚を機にニューヨークに移り絵本を描くようになりました。作品に『風がふいたら』(理論社=1974年ケイト・グリーナウェイ賞)などがあります。イギリス在住
いつじあけみ[イツジアケミ]
1955年東京に生まれました。東京大学理学部生物学科をへて、同大学院人文系研究科比較文学比較文化修士課程修了。白百合女子大学文学部教授。歌人。『ファンタジーの魔法空間』(岩波書店=第27回日本児童文学学会賞)などの著書がある。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
動物たちが木のおもちゃみたい!繰り返しのリズムで読んでて心地よい絵本です。遊びに行って、お母さんが待っててくれて、ちゃんと帰ってきたことを褒められる、子どもにとっては誇らしく嬉しく安心できるおはなしです。2020/03/06
魚京童!
14
ひつじのショーンみたいだな。2016/04/23
ツキノ
13
(E-245)木製の組み立て人形のような動物のフォルムに味がる。遊びに行った動物たち、「おもうぞんぶん たのしんだ」の繰り返し。あとで食べようと思ったものがみつからない。てっきりヒトの手で収穫されたのだと思ったら、動物のおかあさんたちでした!こういうファンタジーはいい。2018/06/25
Cinejazz
12
仔豚が、朝ごはんを食べたあと「畑に散歩に行っても、いい?」とお母さんに聞いてみた。「いいですよ。でも、ご飯までには帰るのよ。帰り道を忘れないでね」... 仔豚は、散歩の途中で出会った、子羊、子牛、子馬たちと一緒になって、畑の中を走り回って、思う存分楽しみました...「お腹が空いたよ。そろそろ、ご飯の時間かな?」でも、でも、遊びに夢中になっていて、帰り道が分からなくなってしまいました。さて、仔豚は、皆をつれて無事に帰ってこれたかな・・・?2024/10/05
メープル
8
人形のような絵に、繰り返しが心地よいストーリー。始めは興味なさそうな娘も途中から引き込まれてました。 読み聞かせに良いかも。2020/03/10