内容説明
冬眠から目ざめたヤマネくんはミツバチの巣が崖からおちそうになっているのを見つけます。力持ちのクマさんに助けてもらおうとするのですが、クマさんは冬眠中。ヤマネくんはクマさんを起こそうと走り回るのですが……。
著者等紹介
ふくざわゆみこ[フクザワユミコ]
東京生まれ。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くぅ
31
いつまでも寝ていて起きないクマさんにも、ヤマネくんを追跡していた皆んなにも大笑いでした。(3歳10ヶ月)2021/04/07
かおりんご
26
読み聞かせ(131)子供による読み聞かせ。くまさんの活躍にドキドキしつつ聞き入っていました。ちょっとながめ。冬眠明けの話なので、春先に読むのが良さそう。2017/09/13
たまきら
18
すっかりお気に入りのシリーズになった、でっかいくまさんとちっこいやまねくんの友情物語。今回は冬眠からのお目覚めのお話です。オカンはミツバチが出てきたので俄然盛り上がり始め、オタマに「オカンは本当にミツバチが好きなんだねえ」と言われてしまいましたとさ。えっへん。2016/10/07
遠い日
17
おおきなクマさんとちいさなヤマネくんのシリーズ。春がすぐそこまで来たときに、森の仲間に大変なことが起きた。ヤマネくんの奔走がすばらしい。仲間を思う気持ちと春の喜びが、この世界を包みこむまでのお話のうねりが心地よい。冬眠中のクマさんにはらはらさせられたけれど、美しい春の風景には、わたしもうっとり。2015/10/08
Cinejazz
15
降り積もった雪が解け始める頃、<ヤマネくん>がめを覚ましました。「春だ❢ 春の匂いがする」 ヤマネくんは、嬉しくて雪解けの森へ駆け出していくと、ミツバチさんが羽根を震わせて「助けて下さい❢ 崖の老木が崩れかけてるんです。巣の中には卵や赤ちゃんがいるんです❢」・・・ヤマネくんは、この森一番の力持ちのクマさんの処に駆けつけました。「クマさん起きて❢ もう春だよ❢」 でも、クマさんは、ぐっすり眠ったままで、一向に起きる気配がありません・・・〟仲間の救援のため、森の動物たちの健気な光景に癒される、ホノボノ絵本。2025/02/08
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