内容説明
ハモはケイちゃんのハムスター。でも夜になるとひとりぼっち。ある日の夜、思いつきました。「そうだ!このケージからでてみよう!」心優しいハムスターの、小さな冒険物語。読んであげるなら4才から、じぶんで読むなら小学校初級むき。
著者等紹介
たかおゆうこ[タカオユウコ]
東京生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。玩具メーカーでおもちゃの企画、デザインを手がける。その後アメリカに渡り、カリグラフィー、水彩画、銅版画などを学ぶ。帰国後、グリーティングカード、広告、絵本の分野で活躍。埼玉県在住
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感想・レビュー
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Kumiko
31
なんとなく表紙借りしたのだけど、予想以上の文字数でびっくり(笑)まあそれはともかく、話自体は面白かったです。毎夜ケージをはい出て色々やり始めたことによって、日中寝てばかりになってしまったハモ。飼い主が「病気か?」と勘違いして病院に…なんてことにならないかと要らぬ心配してしまった。洗濯機の奥に沢山の物を運び込んじゃってるけど、あれは今後どうなるのか気になる。ロボットの喋り方をもうちょっと頑張って、今日もう一回読み聞かせしてみようかな。2017/12/18
Shoko
25
図書館本。読み聞かせ。優しく賢いハムスターの物語。我が家のハムスターのことを思い浮かべて、「ハムも夜中はこんなんかなー?」と話しながら読みました。2020/06/07
なななお
19
このハムスターのハモ君も「可愛い❤」と言われ、絵に描かれてました。いや、本当に自分で言うだけあって賢いし、可愛い。ケイ君のハムスター、ハモは、夜になると大好きなケイ君も寝てしまい一人ぼっち。回し車をブンブン回しますが、気が晴れません。そこでケージの外に出てみる事にしました。……この後のハモの勇姿は是非読んでご確認ください❤作者の高尾裕子さんは実際にハムスターを飼っていて、道理で冒険中のハモの姿のモッチリ感にリアリティがあります。「ハモのクリスマス」とはタッチが違い漫画っぽい絵ですがお話にマッチしています。2021/12/17
そら
19
絵もかわいいし、お話も良い。ロボットのために奮闘するハムスター♡2018/07/18
ヒラP@ehon.gohon
18
夜行性で狭いところがすきなのハムスターの習性を、最大限に拡げてハモの大活躍物語に仕上げていると思います。 日頃人間が見えていない場所には、いろんなものが転がっているのですね。 それにしても、壊れたおもちゃを直したハモは大手柄でした。 ケイちゃんに教えてあげたいですね。2019/01/17