出版社内容情報
栗林慧さん開発の特殊レンズによって、小さな虫たちがちょうど人間を撮るように写されています。バッタがこんなに大きくなると驚きですね。驚異の世界へ、さあお入りください。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
98
アリの視点から見える世界を撮影したすごい写真絵本。GoProをめちゃくちゃ小さくしてアリに載せたような感じ。表紙のようなショウリョウバッタとバッタリ遭遇した時の写真や、カマキリの邪悪な目線がこっちを見すえている写真、美しい海を遠景にトノサマバッタの背中をアップでとらえた写真など、いったい、どうやってこんなシチュエーションを作り出し、どんなレンズで、どこから撮ったのだろう、というオドロキの写真がてんこもりだった。2015/09/27
ゆみきーにゃ
96
《図書館》写真絵本。タイトル通りの絵本。アリから見たら人間の足はビックリするほど大きいんだろうな〜2020/09/26
パフちゃん@かのん変更
67
昆虫写真家の栗林 慧さんの写真がすばらしい。ショウリョウバッタもカマキリもジャングルに突如出現した恐竜のような大迫力である。ナウシカの時代の人間もこんな巨大な虫に恐れをなしていたんだろうな。2014/10/26
がらくたどん
56
夏休みのお話し会に向けて、大迫力の写真絵本を♪小さなアリの小さな瞳に映っているであろう大きな世界を迫力の写真で追体験。いいかい?今から君はアリになる。アリになって野原に繰り出そう。ちゃんとキョロキョロ見回してみよう。そしたら、いつも「なんだ、虫か~」って思ってるバッタやトンボも、たまに踏んじゃう野原の草花も、随分でっかく不思議に見えるかも。で、海の広さや空の果てしなさだけはアリから見ても人間から見てもでっかすぎて変わらんな~って妙な気分になるかも。テーマも撮影技術も共にほれぼれするような自然写真集です♪2025/07/22
gtn
55
蟻から見ると、他の昆虫が怪物であり、逆に海がちっぽけに見える。人もそう。小さな悩みに右往左往し、星空を見上げる余裕もなくなる。2023/01/27




