出版社内容情報
オーストリアの村に住む少女レナのまわりにもナチス・ドイツの影がしのびより……。ナチスの戦火の中で成長していく少女の物語。(N-11)
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学高学年から
内容説明
作者ケーテ・レヒアイスの子ども時代の体験にもとづいた自伝的作品。豊かな自然につつまれたオーストリアの農村にナチス・ドイツの影がしのびより、少女レナのまわりからも、強制収容所に送られる人がでてくる。自分の考えをいうことも、書くこともできない時代に、心に刻まれたレナの「空白の日記」が、今よみがえる。小学校上級以上。
著者等紹介
レヒアイス,ケーテ[レヒアイス,ケーテ][Recheis,K¨athe]
1928年、オーストリアに生まれる。出版社勤務ののち、移民相談の仕事に従事。1960年に最初の北アメリカ訪問で、インディアンの生活にふれ、翌年『小さなワシと銀の星』を出版。以後、作家の道を歩む。『ナタイユへの道』『ウルフ・サーガ』など多数の著作があり、オーストリア児童文学賞、オーストリア国家賞など受賞も多い
一志敦子[イッシアツコ]
東京に生まれる。武蔵工業大学建築学科卒、一級建築士
松沢あさか[マツザワアサカ]
愛知県に生まれる。名古屋大学ドイツ文学専攻卒
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