出版社内容情報
不思議な世界に迷いこんだアリスが経験する奇妙なできごと。ナンセンスとユーモアにあふれた古典中の古典を初版の挿絵で。(C-15)
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
内容説明
チョッキを着たへんてこなウサギのあとを追って、アリスは不思議な世界に迷いこみます。そこで出会う奇妙な人物や動物たち、ちぐはぐな会話、とっぴょうしもないできごとの数々…。ユーモアとナンセンスにあふれ、児童文学を教訓と道徳とから解き放った古典中の古典を、定評ある初版の挿絵とともに。小学校中級以上。
著者等紹介
キャロル,ルイス[キャロル,ルイス][Carroll,Lewis]
1832年、イギリスのチェシャ州に、牧師の息子として生まれた。終生数学の教授をつとめ、数学や論理学の著作を世に出す。また、イギリス国教の副牧師にも任ぜられた。1898年没
テニエル,ジョン[テニエル,ジョン][Tenniel,John]
1820年、ロンドンに生まれた。ほとんど独学で絵を習得し、風刺漫画誌『パンチ』のスタッフに参加。1901年まで政治漫画家のチーフをつとめた。「アリス」二作の他、ミルトンやポーの詩篇にも絵をつけている。1914年没
生野幸吉[ショウノコウキチ]
1924年、東京に生まれた。東京大学法学部および文学部を卒業。1991年没
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感想・レビュー
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心
21
図書館本~♪不思議の国のアリスのお話ってこんな内容でしたよ!とあらすじを聞いてたら、すっごく懐かしくなって~その帰りに返却本があって図書館によったので~思わず借りてしまった~♪♪♪子どもの頃に戻って~久々に手にしたくなった1冊♪♪♪懐かしい~♪2016/07/02
momo
6
どの訳もだけれどこれは一段と丁寧に丁寧に訳されたのが伝わってくる。夢の中の不思議な世界はハチャメチャだけれど破綻せずに話が進んでいく樣は、子どもの頭の中を覗いているよう。2017/07/23
はくもくれん
5
「ふしぎの国のアリス」勉強中。挿絵がテニエルなので選んだ本。まだ穴の中にいます。2020/02/05
ちいさな図書館
4
子どもの夢がそのまま文章になったようで、奇想天外なのに面白い。子どもの頃に読んだのとはまた違ったワクワク感があるものだなぁ。こういうのって、頭の休憩というか、考えすぎちゃってる時にいいかも。頭ばっかりで心を忘れているときにオススメです。2012/11/26
仮ッ子
4
私の原点!この作品に出会わなければ、物語を偏愛することはなかったと思う。今読んでもワクワクするなぁ~2009/03/13