出版社内容情報
流氷群、猛吹雪、不足する食糧。アイヌ人隊員の懇願もむなしく、犬を南極に置き去りにして出航を命じた隊長白瀬。明治時代の日本人を描いた壮絶なノンフィクション絵本。
<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学中学年から
内容説明
流氷群、猛吹雪、不足する食糧。アイヌ人隊員の懇願もむなしく、犬を南極に置き去りにして出航を命じた隊長白瀬。明治時代の日本人を描いた壮絶なノンフィクション絵本。
著者等紹介
関屋敏隆[セキヤトシタカ]
1944年、岡山県津山市に生まれる。京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)工芸科染織専攻卒。大学時代から、サイクリングによる野宿を楽しみながら、九州や四国などをスケッチ旅行をしてまわった。その後『日本をあるいて絵かきになるんだ』(小峰書店)をリヤカーを引いての徒歩旅行の実体験にもとづいて描き、『馬のゴン太旅日記』(小学館)を描くにさいしては、自転車による日本列島縦断旅行をこころみている。作品に歴史上の人物に焦点をあてた『中岡はどこぜよ』、プロ野球に素材をもとめた『鉄人衣笠』、科学絵本「水晶さがしにいこう・ひけつとこころえ」、『海賊モーガンはぼくの友だち』などの「モーガン三部作」があり、手がける作品の幅は自然科学から物語まで広い。知床の魅力にとりつかれて描いた『オホーツクの海に生きる』により、産経児童出版文化賞美術賞、ブラチスラバ世界絵本原画ビエンナーレ金のりんご賞、ベオグラード国際イラストレーション・ビエンナーレ・グランプリ。その姉妹編ともいえる『ぼくらは知床探険隊』(岩崎書店)には、知床羅臼への熱い思いがこめられている。千葉県山武郡大網白里町在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
アナクマ
紅花
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
Cinejazz