出版社内容情報
日本中の鉄路の上、列車は表情豊かな地勢と季節の中をくぐり抜け、乗客の思いをのせて走り続ける。その姿に惹かれた著者が30年の歳月をかけて綴った未曾有の写真集。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学高学年から
内容説明
列車は走る、人々の思いをのせて。総延長27,000km。日本全国に網の目のようにしかれた鉄路の上、列車は表情豊かな地勢と季節の中をくぐり抜け、乗客の思いをのせて走り続ける。その姿に惹かれた著者が30年の歳月をかけて綴った未曽有の写真集。
目次
人とのかかわり
季節のうつりかわり
夜を徹して働く
より速く、より強く、より快適に
列車を走らせる
楽しい列車の旅
美しい日本の風景と
歴史をとどめる風景
鉄道が運んできたもの
著者等紹介
真島満秀[マシマミツヒデ]
1946年、信州に生まれる。(旧)東京写真専門学校を経て広告代理店に勤務後、エディトリアルフォト、作家活動を目ざして独立。「メカニズムと人」をライフテーマに撮影領域を広げる。とくに鉄道写真にかんしては、人、生活、旅情といった心の部分をも写しこむ写真家として、国内、海外を問わず、高い評価をうけている。1992年度ADC(アートディレクターズクラブ)賞受賞、アメリカ合衆国ARベストフォト部門受賞、他受賞多数。真島満秀写真事務所主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hjms
1
借読。図書館で子供と一緒に見つけた鉄道写真集。どうせ子供向けの無難な車両写真ばかりだろうと期待せずめくりはじめてすぐ、それが愚かな早計だったと思い知った。車両写真はもちろん、鉄道と社会・自然・人との繋がりを鮮やかに写した写真の数々に圧倒される。昭和〜平成日本の息遣いさえ感じとることができる。これだけの場面の撮影と編纂を30年の歳月をかけて綴ったというからまた驚き。写真家の人生が詰まった入魂の一冊。ちょっと値段は張るけどこれは是非手元に置いておきたい。2020/01/29
ハパナ
1
表記内容が古いので新幹線の名称等が一部違いますが、大判で迫力の有る写真が見ごたえ有りです。 電車好きの子どもが、定期的に引っ張りだして読んでいます。
ひびキング
1
鉄子と小鉄が図書館で借りてきた豪華な写真集!鉄道好きなら一度は行ってみたい風景が山盛りでお腹いっぱい(^_^;) とにかく贅沢に時間を使って鉄道の旅がしたくなりますww 個人的に気に入った写真は頁196京都駅(昔よく遊びに行った!)、頁224坪尻駅(わざわざ行った(^_^;))、頁302羊蹄丸(去年最後の勇姿を拝んだ!)2013/08/12
tomo
0
豪華写真集 新幹線好きな子供向けのつもりが美しい風景などで大人の方が良さが伝わる贅沢本 2013/12/08
がもう
0
鉄道っていうより、鉄道+人+自然の写真。鉄道写真というよりも風景写真の中に鉄道がちょっとあるって感じかもしれないな。2011/01/29