出版社内容情報
チンチン電車は、今でも全国21の路線を走っています。マイペースでゆっくり街を行き来し、子どもたちやお年寄りも気軽に利用できるチンチン電車を、長崎を舞台に紹介。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
26
昔、母と一緒に旅行した際にチンチンでんしゃに乗りました。風情があっていいですよね。いつか息子と夫と家族3人で乗りたいなぁ。2021/01/31
ごんたろう
22
長崎市内を走る路面電車。朝6時、点検後に出発。まだ暗い。市場、駅前の停留所。多くの人々、子どもやお年寄りも利用する。まさに生活の一部であり、皆に愛される存在である。乗客がベルを鳴らすと次で停車する。このアナログな雰囲気がいい。右に曲がる方法、雪では砂をまく等、機械が詳細に描かれる。ここで描かれる機械はとても人間的であたたかい。チンチン電車は風景の一部だ。読者は最後の地図を眺めながら再度、個々の風景を思い出すこともできる。本書は写真ではなく絵で表現される。それにより、人々の意識の中の風景であることが伝わる。2015/06/26
どあら
18
図書館で借りて読了。愛知県は豊橋市で今もチンチン電車が走っています。以前熊本と長崎へ旅行に行ったときに、両方のチンチン電車に乗りました。とても便利ですし、楽しかったです!(^^)2018/09/30
紅花
15
路面電車を知らない子どもには、新鮮だった様子。息子様ポイントの説明で「すげぇ〜〜」と目を丸くする。男の子が好きそうな、マニアックなお話も載っているし、路面電車と密着した生活も描かれていて、子どもの頃を思い出した。理系文系両方で楽しめる本。2014/12/12
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
長崎を舞台にゆっくりと走るチンチン電車が、町の風景に溶け込んでいます。2020/02/01