出版社内容情報
8時になってもねむくないといいはるクマタくんを、ママくまさんはあの手この手でねつかせようとしますが、うまくいきません。でも最後は知らず知らずのうちに、クマタくんの目が閉じて…。
<読んであげるなら>2才から
<自分で読むなら>---
著者等紹介
ストーン,カズコ・G.[ストーン,カズコG.][Stone,Kazuko G.]
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。1973年渡米。主な絵本に『サラダとまほうのおみせ』『ほたるホテル』『きんいろあらし』の「やなぎむらのおはなし」シリーズ、『おやすみわにのキラキラくん』(以上、福音館書店)、『わにのアリゲーきたのしまへ』等のアリゲーシリーズ(学習研究社)がある。また、アメリカで出版されている絵本に“Monster Mary Mischief Maker”(MdGraw-Hill)、“Aligay Saves the Stars”(Scholastic)、“Dorobo the Dangerous”(Silver Burdett Press)、“Cool Melons Turn to Frogs!”(Lee & Low Books)などがある。ニューヨーク在住
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フユコ
57
お母さんに子供の時沢山読んでもらった大好きな本。 やさしい雰囲気が大好きです。
annzuhime
40
4歳の三女が保育園から借りてきた絵本。寝る時間だけどまだ眠くないというクマタくん。寝ないならまくらさんが逃げちゃうよ。優しく楽しくお話しするお母さんクマ。ゆらゆら揺れるベッドを想像すると眠くなるね。お母さんの腕の中ならなおさら。2023/01/27
momogaga
40
【おとなこそ絵本を】おやすみタイムのママの語りかけが懐かしい。ママの愛情をたっぷり受けるしあわせなクマタくん。2020/02/08
gtn
21
夢の中へと優しくいざなう母熊。それに乗ってしまった子熊。安心は、安眠の大きな条件。2022/05/17
べるめーる
21
寝たくないこどもとお母さんの会話。「まくらが逃げていってしまいますよ」というお母さんは、怖い顔で脅かしているわけではない。あくまでも穏やかだ。「飛んでいって、やまばとのまくらになることでしょう」続いて出てくる寝具たちも同様に、ふんわりメルヘンチックなお話が紡がれる。毛布は雲、パジャマはお月さま、ベッドは天の川。そんな話をしているうちにこどもは夢の中へ…。優しくて、包容力のあるお母さんだ。こういう気の長いことが苦手な自分をちと反省する。2014/02/28