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箱船にのった鳥たち―ある野鳥病院の物語

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  • サイズ A5判/ページ数 316p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784834017311
  • NDC分類 K488
  • Cコード C8097

出版社内容情報

野鳥保護に一生を捧げるキット夫妻の病院には、銃で撃たれたり、車にひかれたりと、さんざんな目にあった鳥たちが入院しています。傷ついた鳥たちと、人間の心あたたまる物語。

<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学高学年から

内容説明

野鳥病院「鳥の箱船」は、病気やけがをした野鳥のための病院です。設立したばかりのころの施設は貧弱でしたが、いまでは、小さな診療所ひとつと13棟の飼育小屋がととのうまでになりました。飼育小屋のいくつかには、観察室やマジックミラーも備えつけられています。野鳥保護に一生を捧げるキット夫妻の胸を打つ物語。小学校上級以上。

目次

第1章 アビとカイツブリ
第2章 ペリカン事件
第3章 サギの仲間
第4章 カモとガン
第5章 イックの物語
第6章 タカの仲間
第7章 コンドル、ワシ、チョウゲンボウ
第8章 さびしがりやのセマファ
第9章 フクロウの仲間
第10章 みなし子になったエボシクマゲラのヒナ
第11章 ゲームの好きなワタリガラス

著者等紹介

チャブ,キット[Chubb,Kit]
1936年生まれ。看護婦として12年間勤務したのち、1978年にカナダのオンタリオ州ベローナという町に、鳥類保護研究財団、通称「鳥の箱舟」病院を開設する。以来23年間、野鳥の救護、研究活動ならびに自然保護に関する教育、広報活動を続けている。1993年、「オンタリオ州の自然保護活動に多大な貢献をした」ことによりオンタリオナチュラリスト協会からW・Eサンダース賞を受賞。1996年にはオタワ・フィールドナチュラリスト協会から非会員保護貢献賞を受賞。1998年~99年にかけて、絶滅の危機に瀕するアメリカオオモズの保護増殖プログラムに参加。現在、野鳥の外傷の治療に関する解説書『Beaks,Brains & Bones』を執筆中

黒沢優子[クロサワユウコ]
1957年新潟県生まれ。1980年お茶の水女子大学卒業。1995年、1996年山形県遊学館外国絵本コンクールで2年連続優秀賞受賞。受賞作『おじいさんのえんぴつ』は、1996年秋、金の星社より出版。その他の訳書としては『子どもの瞬間(とき)』『建物スタンプであそぼう』(以上福音館書店)、獣医師の夫との共訳書『水鳥のための油汚染救護マニュアル』(北海道大学図書刊行会)がある。鶴(タンチョウ)の飛来で有名な北海道鶴居村在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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