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みぢかなかがく
町のけんきゅう―世界一のけんきゅう者になるために

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  • サイズ A4判/ページ数 39p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784834016826
  • NDC分類 K361
  • Cコード C8739

出版社内容情報

町の考現学研究の第一人者が、27年の成果を絵本にまとめました。町歩きが楽しくなります。夏休みの自由研究のテーマ探しにも格好の1冊。あなたも世界一の研究者に。

<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学低学年から

内容説明

考古学という、とても古い時代のことを調べる学問があります。出土品や石のかけらなど、ふつうの人には何の価値もないような古いものや、遺跡などから、過去の人間の生活、暮らし、文化を研究するものです。この現代版を考現学といいます。現在の人の暮らしや風俗を、観察・採集し、ありのまま記録し、研究するというもので、大正時代末期に、日本ではじまりました。この本「町のけんきゅう」は、わたしたちが一九七四~九九年にかけて、日本各地の町や村を歩いて見つけた考現学採集をもとにして、本にしました。小学生から。

著者等紹介

岡本信也[オカモトシンヤ]
1940年名古屋市生まれ。雑誌編集者を経て、84年よりフリー。74年から各地をフィールドワークし、「街の考現学」などの新聞連載多数。日本生活学会、現代風俗研究会会員。名古屋市にあるフィールドワークの民間研究グループ「野外活動研究会」の活動を27年間にわたって続ける

岡本靖子[オカモトヤスコ]
1945年愛知県生まれ。74年より衣風俗の採集をはじめる。81年布絵による「布でつづる風俗展」を各地で発表。「仕事着の採集」「現代の下着」などの採集報告がある。現代風俗研究会、野外活動研究会会員。ご夫婦での共著「超日常観察記」で、第15回日本雑学大賞、第5回橋本峰雄賞を受賞した

伊藤秀男[イトウヒデオ]
1950年愛知県生まれ。76年初個展以来、名古屋・東京はじめ各地で個展を開く。世界絵本原画展(BIB)、90年代日本の絵本原画展、現代日本絵本原画中国展などに出品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

32
この本は何度目かの再読。何度読んでも隅々まで楽しめる。読んだ後は町のどこかをじっくり眺めて研究したくなる1冊です。こんな自由研究なら楽しく出来そう。2017/10/31

anne@灯れ松明の火

31
知人の本。町を歩けば、さまざまなものに出会う。その気になれば、どれもこれもが研究課題。ショーウインドーのカレーを見ても、店によって、値段もカレーのかけ方も違う。缶のふたも、形はさまざま、壊れ方もいろいろ。考古学に対して、現在のことを調べるのを「考現学」というそうだ。初めて聞く言葉だった。夏休みの自由研究の参考になる……かな? それにしても、伊藤秀男さん、これだけよく描かれたな~!2017/07/16

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

22
こんな風に町中を観察する楽しさを覚えると、毎日充実した日々を送れそうな気がする。小学生に読んで自由研究の楽しさを味わってほしい。2014/10/31

pocco@灯れ松明の火

16
マニアック絵本:マンウォッチング絵本)と名付けたい。寂れた商店街をブラブラして、環状線回りながらスケッチした?街の切取り具合が面白い。加古里子さんの絵のような様々なものが小さく沢山陳列中。面白がりな人、どうぞ。2012/11/09

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

9
色々な切り口で、町(人も物も風景なども)を研究している。時代的に懐かしい風景。2025/01/05

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