出版社内容情報
町の考現学研究の第一人者が、27年の成果を絵本にまとめました。町歩きが楽しくなります。夏休みの自由研究のテーマ探しにも格好の1冊。あなたも世界一の研究者に。
<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
考古学という、とても古い時代のことを調べる学問があります。出土品や石のかけらなど、ふつうの人には何の価値もないような古いものや、遺跡などから、過去の人間の生活、暮らし、文化を研究するものです。この現代版を考現学といいます。現在の人の暮らしや風俗を、観察・採集し、ありのまま記録し、研究するというもので、大正時代末期に、日本ではじまりました。この本「町のけんきゅう」は、わたしたちが一九七四~九九年にかけて、日本各地の町や村を歩いて見つけた考現学採集をもとにして、本にしました。小学生から。
著者等紹介
岡本信也[オカモトシンヤ]
1940年名古屋市生まれ。雑誌編集者を経て、84年よりフリー。74年から各地をフィールドワークし、「街の考現学」などの新聞連載多数。日本生活学会、現代風俗研究会会員。名古屋市にあるフィールドワークの民間研究グループ「野外活動研究会」の活動を27年間にわたって続ける
岡本靖子[オカモトヤスコ]
1945年愛知県生まれ。74年より衣風俗の採集をはじめる。81年布絵による「布でつづる風俗展」を各地で発表。「仕事着の採集」「現代の下着」などの採集報告がある。現代風俗研究会、野外活動研究会会員。ご夫婦での共著「超日常観察記」で、第15回日本雑学大賞、第5回橋本峰雄賞を受賞した
伊藤秀男[イトウヒデオ]
1950年愛知県生まれ。76年初個展以来、名古屋・東京はじめ各地で個展を開く。世界絵本原画展(BIB)、90年代日本の絵本原画展、現代日本絵本原画中国展などに出品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく