出版社内容情報
青いビー玉がころがってきて、とっぽーんと池におちたら、かばがくしゃみをぐわーくしょん! そしたらきりんがすってんきりん! おかしなことが次々と起こります。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
268
谷川俊太郎・文、柚木沙弥郎・絵。「そしたら そしたら」と次々に展開してゆく連想ゲームのような絵本。でも次のページではどうなるのか全くわからない思いっきり大胆な構想。そして、どのページにも登場する常套的な(あえてそうしているのだと思われる)オノマトペ。それを支える(というよりも、どちらが主であるかわからない)柚木の絵がこれまた力強い描線と構図。最後は再び循環するのも面白いし、おまけのすごろくも楽しい。おすすめ絵本。2024/09/17
yomineko@ヴィタリにゃん
59
読み友様からのご紹介本です📙自由な発想の谷川俊太郎先生。そしたら???どうなる???あ、最後は元に戻るんですね😊2024/09/27
Kawai Hideki
34
谷川俊太郎の、なんだかちょっと投げやりな無限ループ絵本。鹿がビー玉を蹴飛ばして池に落としたら、カバがクシャミして、それをサルが笑うと、その顔がテレビに映り…と、中途半端に関連がありそうで、中途半端にシュールな因果関係が続く。後半になるとさらに関係なさ加減とシュールさ加減は増していき、アイスクリームが冷蔵庫から飛び出したり、魔女が眠ったりとカオスになるが、シュールさを志向しているとすると、いまひとつ突き抜け感がない。モヤモヤしながら読み進めると、またビー玉が蹴り落とされ…2014/05/03
しぃ
24
先が気になる、そしたらそしたら…の続き。予想通りなことは1度もありませんでした。意味分かんない展開ですが、そしたらそしたらという魔法の言葉でしっかり成り立ってます。2020/08/09
ひほ
21
柚木沙弥郎展にて いつまでもお話が続くよ。読み聞かせはたいへんフフフ2020/08/02