出版社内容情報
アフリカの奥地から南米の高地、辺境から都会まで世界ぐるりと、家のある風景とともに、各地に生きる人々の様々な暮しや営みを、1700枚をこす写真でていねいに紹介しています。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
内容説明
アフリカの奥地から南米の高地まで、地球に生きるふつうの人の家と暮らしぶりを克明に写しとった、世界ぐるぐるおもしろ住宅訪問記。取材期間30年、膨大な写真から選びぬかれた1700余点。今世紀最高の1冊。
目次
アフリカ
ヨーロッパ
アジア
オセアニア
アメリカ
1 ~ 1件/全1件
- 評価
ワンダフル・ワールド本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
272
著者の小松義夫氏は、世界各国で人々の暮らしを取材。K2登山隊にも同行した写真家。本書でも、それこそ五大陸を股にかけて、それぞれ特異な家々を取材。写真も愛情に溢れたもの。最初はアフリカから。土造りの家が多いのだが、いずれもユニークかつ美しい。大いに旅情を唆られる。独特の風貌を持ったイスラム寺院などは、まさに造型の妙を感じさせる。続くヨーロッパ編では、やはりユニークさではポルトガルとルーマニアが他を凌駕する。アジア屈指のエキゾチックな住まいと言えば、やはりイエメンである。まるで中世さながらの街の佇まいに⇒2025/10/09
Mijas
57
先程読んだ『世界の住まい大図鑑』は小学生向けだが、こちらは大人も楽しめる内容の充実ぶり。「住まいと生活」に関する図鑑でもあり、写真集でもあり、30年間の取材記録でもある。家の外観の写真はもちろん、室内の写真、食卓の風景、村の日常の風景など、「住まう人」を想像できる構成なのが素晴らしい。ヨーロッパだけでも36箇所が紹介され、どれも魅力的で行きたくなってしまう。《掘り下げたいものメモ》ブルトンの里、ロマンシュの里、インディヘナの里アルワコ族の村、コロニアル・スタイルのカルタヘナ旧市街2016/04/14
これでいいのだ@ヘタレ女王
29
ネットで世界は近くなったと言われているが、地球には様々な気候風土の場所があり、そこに根付いて生活する人たちがいる。改めて実感した。全編カラー写真で日々の生活の様子も知る事が出来た。素晴らしい写真集だ2015/11/29
kan
28
英語の授業で生徒に伝統的家屋のグループプレゼンをさせた時の資料本。よくぞここまで多様な家屋を、世界のいろんな場所で取材したものだと感激した。著者の書籍はいくつか読んだが、この写真集は圧巻。独特の文化や気候風土による家屋のあり方を知ると、誰かに教えたくなるし見せたくなるしもっと知りたくなる。ワクワクが止まらない!知的好奇心をくすぐる美しくて楽しい写真集に併せて生徒には新書版も推薦。文字情報も青年期には重要。贅沢な写真集を眺めていると旅に出たくなるし、世界の様々な場所に住む人々へのリスペクトが溢れる。2025/06/17
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
25
世界各地の家を写真で紹介。形も生活の仕方もいろいろ。気候や地形を考えながらの工夫が人々の知恵ですね。 【SDGs11 住み続けられるまちづくりを】2021/08/25
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- 和書
- この本だいすき!




