出版社内容情報
人のかたちを描くのは難しくない。スイスの画家クレーは、一本の鉛筆で生き生きした少女を描きました。大昔に岩に描かれた人の絵など、２９の人の絵や像が登場します。
＜読んであげるなら＞5・6才から
＜自分で読むなら＞小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
11
「こどもとみるせかいのびじゅつ」シリーズ。人間が「ひと」「体」をどう認識してきたかが、興味深い。決してバランスが取れた描き方ではないのに、どうして、人はそれを「人間」と観ることができるのだろう。クレーの「子ども…」という作品、まるで子どもの一筆描きのような作品なのに、とってもかわいい。2018/10/02
