出版社内容情報
胴長の子犬ショーティーは、仲良しの猫が箱の中に入ってしまい出てこないので、なんとか中をのぞこうとしますが、そのたびに、猫に追い払われてしまいます。でも、ついに……。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つくよみ
32
図書館本:一匹のネコと一緒に暮らす、子犬のショーティー。2匹は一緒にじゃれあったり、昼寝したりと、とても仲良く暮らしていたのだけれども、ある日、台所の隅に大きな箱が持ち込まれてからは様子が変わってきて・・・?というお話。箱の中を覗こうとすると、ネコに凄い剣幕で追い払われるばかり。ある日、ネコの隙を突いて箱の中を覗いたショーティーが見たものは?子猫を護るために犬を追い払おうとするネコの絵が、日本の妖怪画を思わせるくらいの凄い迫力。けれども、誤解が解けた後には打ち解けてみんな仲良しに。ほのぼのとした絵本。2014/05/25
はる
9
読んでもらい本。保育所4歳児と5歳児の約50名くらいのおはなし会で。にゃんにゃんにゃん、猫の日の次の日にもまたネコ本に会えて幸せ。この絵本もめくってもらうことで楽しさが倍増する。まるで自分がショーティになったようにドキドキできる。ネコのおかあさんはさすがの貫禄。ああ舐めてやれないけれど触りたいよ、ネコのあかちゃん。2017/02/23
遠い日
7
ショーティーの無邪気さがかわいい。なかよしのねこの異変はそりゃぁ気になることだったでしょう。ちっちゃな友だちがいっぺんにたくさんできて、よかったねぇ。2019/08/30
のん@絵本童話専門
2
『かしこいちいさなさかな』『いたずらこねこ』が素敵でこちらも読んでみました、バーナディン・クック作。小笠原まきさん絵、画家が違うので、どの作品も別人の書いた作品に感じますが、こうして意識するとねこが大好きなんだなあ。犬のショーティー、仲良しだったねこが急に箱の中にこもるようになり、箱に近づくと大激怒で追い返されるようになりました…。筆で描かれた輪郭線は、とてもインパクトがあって、怒った猫の描写に迫力があります…!2021/06/10
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
1
読書会【北海道子どもの本の集い事前学習会】2016/07/12
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