出版社内容情報
アゲハの幼虫ガジガジくんは、ミカンの葉を食べつくし、サナギになる寸前だった。それとも知らずにポットくんは、次々と野菜を運んできますが……。庭での小さな事件話。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
庭のレモンの葉を食べつくしてポットくんの頭上に落ちてきたあおむしのガジガジくん。おなかがすいていると、かんちがいした庭のなかまたちは、つぎつぎと食べものをはこんできますが、ガジガジくんはしらんぷり。みんなはこまってしまいました。さて、ガジガジくんは…幼児から大人まで楽しめるかわいい絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
annzuhime
32
図書館本。4歳の次女がチョイス。いもむしのガジガジくん。自分がいた木の葉は食べ尽くした。さて、次は何を食べようか。他の虫たちが自分のおすすめを教えてくれるが、どれも「まずい」というガジガジくん。みんなが困っているとガジガジくんが大人しくなって…。いもむしも好き嫌いがある。柑橘系が好きな虫も葉物野菜が好きな虫もいる。最近、我が家の人参にも3匹ついてた…。身近に感じられる内容だったので、我が家の3人娘も楽しそうに聞いていました。2020/11/27
いっちゃん
15
え?キャベツは食べるでしょ?そして、パセリは食べないでしょ。可愛いな。2016/05/04
kazu_tea
6
最近、息子にミカンやユズなど柑橘系の葉っぱが好きなイモムシがいるという話をしたばかりだったのでタイムリーでした。チョウの種類によって好みの葉っぱが違うという事が分かるような感じのお話しです。本を開いてポットくんみたいな植木鉢があるなぁっと思ったら、やっぱりポットくんでした。うんちに間違えられたダンゴムシが少し気の毒でした。^^;2012/06/22
遠い日
4
アゲハの幼虫が、サナギになる前の行動を描く。敵に見つかりにくく、しっかりとした場所を求めてさまようのは、よくあること。サナギになる前にはべちょべちょのフンをして、体の水分を抜くくらいだから、なにも食べないのも当然のこと。かわいい絵で、ムシの生態にやさしく触れるお話。そして、パセリの葉を食べるのはキアゲハで、アゲハは元々食べないことが書かれていれば、もっと理解が深まる。2014/03/09
kon
3
ポットくんかわいいなあ。 ガジガジくんもかわいいなあ。 さなぎになって、蝶になる。 こういう絵本で自然や昆虫が好きになってくれるといいなあ。2020/02/07
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