出版社内容情報
海藻でいっぱいの春の磯で、採集と勉強。海藻は陸の草木の先祖で、海の豊かさの守り手なんだって。海藻の押葉づくりも習ったよ。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
100
久しぶりに「たくさんのふしぎ」の本を読みました。子供の頃に帰った気がします。この巻では海藻についてのすべてがよくわかります。海藻の林を見ているとまるで森の中にいるような感じもしてきます。さまざまな海藻がありその養分を根からではなく葉からとったりしていることが説明されています。2017/10/19
サト
4
赤、緑、褐色の海藻について。本書の内容から一部分を整理します。太陽の白い光が海にさしこむと、青みどり色に。水が赤い光を吸収するためです。海深くにいくほど赤い光は減ります。葉緑素は赤・青の光を吸収しますが、海のなかでは赤い光が減っていくため光合成がしづらいです。そこで葉緑素にくわえて赤い色素もあれば、青みどり色の光も吸収できて光合成できるようになります。このように海藻から植物と光の勉強ができます。もし地上に進出した海藻が赤色だったら?今とは違う草木の風景になっていたかも?という語りかけには想像が膨らみます2025/11/07
あちこ
2
11才の弟くん用に借りた本。海藻と海草の違いを知らなかった。それだけでもけっこうな衝撃。やはり「たくさんのふしぎ」シリーズはあなどれない。2016/03/11




