出版社内容情報
ハンナは、道で出会ったおじいさんのお手伝いをして、だいじな服をよごしてしまいました。泣き続けるハンナに……。サバス(安息日)におこった幻想的で美しいお話です。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
40
ハンナは ちいさな おんなのこです。おかあさんは ハンナに サバスに きる まっしろい ふくを ぬってくれました。■ちいさな可愛い女の子のお話を読みました。サバスとは安息日のこと。金曜日の日没から土曜日の日没まで、ユダヤの人たちは仕事を休み神様のことを思って過ごします。■新しいお洋服にうきうきなハンナちゃん。ちょっとびっくりしたけれど、お月さまが見ていてくれました。■イスラエルで広く親しまれているお話なんですって。優しいお月さまの光がキラキラと揺れる美しい物語でした ( ' ᵕ ' ) (1960年代?)2019/01/13
chiaki
38
ハンナはお母さんに、サバス(ユダヤの人の安息日)に着るための真っ白な服を仕立てもらい、とても誇らしげ!真っ白ワンピに身を包み、ウキウキ外に飛び出しては犬のズジーや牛のエドナに見せてまわる中で…。ハンナの優しい行いを聞き入れ、家路を照らしてくれるお月さま。安息日に、きっと神さまが宿ったのかな?ちょっと宗教的ではあるけれど、とても可愛い素敵なおはなしです。2021/06/23
mntmt
18
オラ・アイタンの絵が素敵。2016/03/13
魚京童!
15
服なんて汚れるためにあるんだから。2016/05/07
mntmt
13
ストーリーも絵も美しい。2020/05/06