出版社内容情報
絵本 3歳から
ぐりとぐらが、どんな1年をすごしているか知っていますか? 冬はみんなでそり遊び、春にはいろんな花の種をまき、夏には真っ赤なトマトを収穫します。そして秋になると……。ページをめくるごとに、ぐりとぐらが季節のうつろいをしっかりと感じとって、1年を生き生きと過ごしているのが良くわかりますよ。月刊絵本「こどものとも」500号を記念して企画された大判サイズの絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
354
『ぐりとぐら』シリーズの1冊。言わずと知れた大人気のシリーズだが、同時にロングセラーでもある。第1巻の刊行は1967年1月。以来ベストセラーを続けている模様。これが絵本との出会いだったと懐かしむ読者もいることだろう。この巻は、お話らしいものがあるわけではなく、1か月ごとの風物詩をぐりとぐらの絵で語っていくもの。馴染みのキャラクターだけに安定した良さが味わえる。とにかくぐりとぐらの表情をはじめ、何といっても絵がいいのである。今では世界10か国で愛されているというのも納得。2023/09/30
kaizen@名古屋de朝活読書会
160
ぐりとぐらの1月づつを表している。季節ごとに様子の変わる雰囲気が、ぐりとぐらの楽しさを増してくれる。2014/04/27
yomineko@ヴィタリにゃん
81
読み友様からのご紹介本です📙先日、英語版で読んで感動しました。日本語版もきちんと韻を踏んで文章が書かれています。そして絵がもうかわいい!ぐりとぐらと一緒なら梅雨だって夏だって平気・・・かな?もうすぐ今年も終わりですね😊2023/10/11
kimi
67
くり返し読みたくなります。12月になって、ありがとうって言って,また一月。そのくり返しをどう楽しむかなんだなあ。と。2016/01/04
たいぱぱ
66
「ぐりとぐら」のシリーズは僕の中でのThe 絵本 です。妹と弟(双子)がとても好きでよく読んでたのを今でも覚えています。息子にも娘にもよく読み聞かせしました。せなけいこさんやかこさとしさん、世代を越えて読み継がれていく絵本は、どこか懐かしく(久しぶりのシリーズ新作でさえ)そしてホッとすることが出来ます。心の奥底にある絵本の故郷なのかもしれませんね。そんな故郷を作ってくれたひとり山脇百合子さんのご冥福をお祈りします。2022/10/25