出版社内容情報
シジミの顔はどこ? ミミズに顔はあるの? と考えこむカエルくんとネズミくんのはなし「かお」のほか、「そら」「ぼく」の3編。コマ割り絵本とも呼べる斬新さで、ゆっくり笑えます。
<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
39
「かんがえるカエルくん」の一冊目、講談社出版文化賞も受賞しているようだ。カエルくんとネズミくんのやりとりが、とても楽しく奥が深い。「 僕だけでは僕は君になれない」なるほど。2018/06/03
huili@図書館部女子力UP管理人育児中
29
表紙に一目惚れ。哲学って難しいようで、考えてみたら意外と簡単なものなのではないかと思わせる。日常の生活で、なんでだろうと思う気持ちと考えることって大切だなと思った。2013/10/10
Shoko
25
図書館本。カエルくんは考えます。「シジミの顔はどこ?」「ミミズに顔はあるの?」…。4コマ漫画のような、コマ割り絵本になっていて、考え込むカエルくんと、一緒になって考え込んだり、考え込まなかったりするネズミくん。「かお」の他に「そら」、「ぼく」についても考えます。最近、じっくり物事を考えることって少ないな…と思うので、カエルくんの姿勢に尊敬の念を覚えました。2022/01/27
ふじ
25
今はなき月刊誌『おおきなぽけっと』で大好きだった連載。ひたすらに何かを考えるかえるくん。付き合って考えるネズミくん。流れる時間にほのぼの。気付けば今でも暇さえあれば何かしら考えている自分、その原点はこれかも。【再読】避けていた息子が自ら持ってきた6歳冬。成長を感じます。見慣れた4コマ形式だったこともあり交互に読み聞かせ。ククク、ケケケと楽しんで読了。2016/12/17
くまた
24
幼稚園の先生にオススメしてもらい、借りてきた。4コマ漫画みたいだから、読み聞かせするのに難しいかなあなんて思っていたけれど。そんなことはない。面白く読めた。ミミズのところで大笑い。内容は哲学。秋の夜長にぴったり。子供にも大人にも。2017/09/23