出版社内容情報
緑豊かな小さな町を襲った大男ハンダー。その町の危機を救ったのは、小柄ながら、知恵と勇気あふれるおもちゃ屋でした……現代の“おとぎ話”といわれるこの寓意にみちたお話を美しく創造的なさし絵とともに贈ります。
日本図書館協会選定
5才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あおい
13
略奪を繰り返しながら町から町へと渡り歩くハンダーという大男がいた。そんな恐ろしいハンダーに小さなおもちゃ屋の主クィローが知恵で立ち向かう。2022/11/13
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
覚書 『司書と先生がつくる学校図書館』より3年生向け。2021/03/28
こどもふみちゃん
5
比喩の表現がとてもよかった(^O^) 表現を参考にしたくなるような本だった。文字は小さい。文章も割と長い。6歳以上向け。児童書。絵本ではない。2011/09/11
のん@絵本童話専門
4
おもちゃ屋のクィロー、町中で一番背が低く、見た目も愉快。ちょっぴり町の人からは小馬鹿にされています。町を根こそぎ枯渇させてしまう大男、ハンダーがクィローの町にやってきてしまいました。ハンダーにおはなしをする係を引き受けて、知恵でクィローは大男を退散させることを目論みます…!3段仕掛けで話の筋がわかりやすく、面白い童話です。漢字は多いですが振り仮名つき。小学校低学年向き童話2021/03/03
みー
4
絵本からの移行期・一人読み初めに丁度いい感じのお話。内容はよくある、昔話。 巨人が小さな町に居座り、それを一人の玩具屋が知恵を働かせて、退治するというもの。2015/02/09