出版社内容情報
親方の留守に、こっそり魔法をためした弟子。首尾よくほうきに水汲みさせたが、あっ、止める呪文がわからない! 古くから伝わる抜群に面白いストーリー。小学館絵画賞受賞の傑作。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
第42回小学館絵画賞受賞。4才から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
21
(図書館本)魔法使いの弟子が先生の留守中に呪文を唱えたら大変なことに。シュールさのある独特な雰囲気の絵が面白く箒のインパクト◎。2016/05/16
詩歌
17
青銅の置物なのか生き物なのか判別のつかない諸々が、不思議な世界観を表している。魔法使いの弟子は「おれさま」で、いかにもやらかしそうな顔立ち。水浴び様の水汲みを、サボらないけど箒にやらせようとして、失敗する。それをじっと見ている幾多の視線に、過剰な悪意は感じない。弟子に負けず劣らず偉そうな(笑)大先生は、鉄の処女のような風貌。よく見ると弟子の衣装は手の込んだもので、彼、愛されてる(笑) だからあの視の主達は、弟子の失敗を大先生に報告してるね。子供の頃は、大先生に縛られてる哀れな存在だとしか思えなかった。2017/07/19
はつばあば
15
う~ん。偉大なるゲーテが2000年も昔のギリシャの作家が書いたものを、7歳だった息子に作ったそうな。魔法を使いたいのはいつの時代も同じ。2014/07/08
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
令和3年度小学校朝読書リスト 高学年 (朝読書で読んだ絵本や紙芝居はそのまま貸し出します) 『まほうつかいのでし』 https://bookmeter.com/books/31463 『魔術師の弟子』 https://bookmeter.com/books/1250971 と読み比べする予定。ミッキーのファンタジアの話も(知っている子いるかな?)。【第42回 小学館児童出版文化賞】2021/05/17
サウスムーン
12
ハロウィン前に魔法の本を。ゲーテのバラードによるのですね!驚き。魔法って、使いたくて使いたくてたまらないもの。この設定はもはや鉄板。2016/10/03




