出版社内容情報
ビーカー教授が何者かに誘拐さる! 教授を助け出そうとするタンタンとハドック船長にも魔の手が。その背後には、ビーカー教授の発明を利用して世界制覇をねらう恐るべき陰謀が。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
14
悪役の”アイ・マスク”が、バッドマンのロビンを彷彿!これも当時の流行なのかな・・・?さて、本題。東西冷戦、しかも原爆・水爆といった重いテーマから、世界平和を訴えている気もする。当時の世相を反映したメッセージ性を、常に感じますね。それにしても、”バンソウコウ”だけで引っ張る、引っ張る!(笑)次男と大笑い。これも、著者の笑いの拘りなんだろうなぁ。蛇足だが、船長、”気絶するため”に飲みますか!? 2012/11/08
イリエ
10
読んでもいないのに「字が多く単調な漫画」、なんて印象をもっていました。読んでみると、とんでもない。冒険なのに、ドタバタせず、気がきいている。動きのないコマ割りなのに、動いているようにみえる。タンタンが飛行機に飛び乗ろうとする場面では、4つも同じ向きから飛行機が描かれます。走るタンタン、少しだけ上を向く飛行機。草に突っ込むタンタンに「とうとうビーカーを手に入れたぞ!」という台詞。それだけでキャラクターの心情が十分伝わります。台詞と絵の不思議なシンクロがオシャレで面白いです。2019/05/23
なおなお
4
ビーカー教授の発明品がとんでもない事件を巻き起こすお話。ビーカーを救うためにどんな危険なことも恐れないタンタンすごい!2021/10/08
ととろ
4
ランピョンのうるささには船長もタジタジですね。タンタンはほんっとに何でも運転できるなあ。いつどこで習ったのかしら(^^;)2012/07/12
二条ママ
3
長女7歳。図書館本。独り読み。タンタンの冒険旅行15。2018/05/08