出版社内容情報
いたずら者こうちゃんがドン! とたいこをたたくと、オニの子ドンはドンドン! とたたき……お母さんやお父さん、犬や猫や牛もでてきて……愉快なたいこの音がいっぱいに広がる絵本。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
annzuhime
42
保育園の絵本コーナーで。鬼の子と人間の子。悪い子だからと追い出されてしまった2人が出会う。太鼓を叩いてセッション。音楽がみんなを繋いだね。太鼓の音を読むのがなかなか大変だったけど、絵の迫力で音が本当に聞こえてきそうだった。2023/01/25
gtn
30
アドリブセッションが、バチっと決まったときの共感と快感を表しているのだろうか。著者ならではの作品。2022/11/07
anne@灯れ松明の火
25
「読み聞かせで発達支援」で知り、放課後デイで使えるかと読んでみた。絵は長新太さんだが、山下さんって長さんぽい(笑) 鬼と人間とのケンカ、太鼓比べ。ナンセンスで面白いのは面白いけれど、盛り上がるところをどう読めばいいか、迷ったので、先送り。2020/03/04
山田太郎
24
ピアニストというか音楽やってる人らしい話でおもしろかった。どんどん応援が増えてどうなるかと思ったが、オチがよかった。2011/10/16
ふじ
22
ジャズピアニスト山下洋輔さんの文。絵は長さん。たまらない組み合わせだけれど書庫にしまわれていた…まだキレイなのに…今の子にはうけないんだろうか。はじめはヤンチャな男の子とヤンチャな鬼の子が出会って、太鼓をドン!だんだん広がりをみせて…太鼓ならわかりやすくて誰でも音を出せる。民族どころか種族が違っても分かり合える感覚って素敵だ。2016/10/03