出版社内容情報
地平線のむこうから雲がわいてくると、その雲は山をおにぎりにし、ビルをおにぎりにしてしまいました。そして、ついにおかあさんまで、おにぎりに。楽しく怪しい絵本です。
<読んであげるなら>2才から
<自分で読むなら>---
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
122
一瞬、状況が飲み込めず、ポカンとしてしまいました。でも、少し時間が経って、意味が理解できると笑えてしまうんですよね。空に突如現れた、◯◯が、山や、ビルや、お母さんまでもを△△にしてしまうんです。あぁ、ひどい感想ですね〜。けれども、ネタバレになってしまうので敢えて伏せ字にしておきます。長さんの絵本って、いつも予想もつかないことが起きます。この発想と笑いのセンスって、子どもたちにとっては最高の才能だなと思うんですよね。また、忘れた頃にこの絵本を開いて、思う存分笑ってみたいですね。2015/03/02
Kawai Hideki
63
あるところに湧いて出た、手の形の雲が、片っ端からなんでもおにぎりにしてしまう、戦慄のお話。最初は山がおにぎりにされ、続いて町のビルがおにぎりにされ、お母さんもおにぎりにされてしまう。そして、どれも食べられない。悲しい。2018/01/31
Natsuki
56
読む前に、無駄だと知りつつどんなお話か予想してみた。おにぎりが転がりながら旅をするとか、おにぎりの形をめぐる覇権争いとか。どちらでもなかった😅そうきたか長新太😂このとんでもなく自由な発想に憧れる。そしてとてつもなく「おかあさん」のことが心配でならない😨2019/04/20
yomineko@ヴィタリにゃん
51
読み友様からのご紹介本です📚わぁ!!!長新太さんらしい斬新な発想(笑)確かにこんなおにぎりは食べられない🍙だけど、最後お母さんを心配しているのはとっても良い。優しいね😊2024/05/30
山田太郎
51
なんか娘は気に入ってる。読んでると食べたいのか本をかじりだす。図書館から借りてるんだから止めてください、お願いだから。2013/06/29