出版社内容情報
ばあさんがだご(だんご)を作ってじいさんのところへ持っていくと、そのだごがころころころがって、鬼が棲む穴の中へ。ばあさんを助けようと赤とんぼが恩返しをするほほえましい昔話。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
49
梶山俊夫さんの絵が魅力的な昔ばなし。気のいいじいさんとばあさん。でも、ばあさんの作るだんごを赤鬼が気に入ってしまい……。ハラハラする展開だけれど、どこかユーモラス。郷愁を誘う語り口もいい。 2024/10/29
chiaki
41
日本の昔ばなし。じいさんが落としただご(だんご)を追っ掛けて、川の向こうの暗い穴までやって来たばあさん。そこはなんと鬼たちの住処!鬼はばあさんに、ひと混ぜする毎に中身の増える不思議なしゃもじを渡し、毎日大量のだごを作らせるが…。ばあさんが助けた赤とんぼの恩返し、必死に船を漕ぐ姿がとても微笑ましい。鬼たちの表情の豊かさ、緊迫感たっぷりな川の場面、赤とんぼ飛ぶ最後の穏やかさ…梶山さんの絵が本当に素晴らしいです。結びは“かたってそうろう、かたらいでそうろう”2021/05/23
かおりんご
27
絵本。読み聞かせコミュで紹介されたので借りました。いいな、こういう昔話風。赤とんぼの活躍が素敵です。おばあさんの団子が、食べたくなりました。2017/09/09
かおりんご
24
読み聞かせ(128)赤とんぼがどうして赤くなった訳がわかり、鬼も退治できて大満足なエンディングでした。2017/09/12
ume 改め saryo
21
お話は緩やかないい感じ(^^) それに寄り添うような 柔らかく力強い良いイラスト。 昔話っていいですね(*^0^*)/2013/09/20