内容説明
落花生、なんきんまめ、ピーナッツ、実は同じ豆。落花生のユニークな生態に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
seraphim
24
科学絵本の勉強をしていた時に教えていただいた本。まず、落花生の殻を割ったらなんきんまめ、なんきんまめの皮をむいたらピーナッツ。なるほどなるほど。で、落花生を土に埋めたら、根が生えて、地面の中に双葉ができた。地面の上には茎と、本葉も。お日様と雨のおかげでどんどん元気に伸びていく。夏の初めに小さい黄色い花が咲き、花が萎れて垂れ下がったと思ったら、花の根元から尖った何かがでてきた!。その何かはぐんぐん下に伸びて土の中に入っちゃった!・・・。落花生の成長の仕方をこの絵本で知った。不思議な実り方にビックリ。(続)2014/11/03
アナクマ
21
ところで まめって たねでしょ。 ややや、たれさがった はなの ねもとから、なにか のびてきた! はりのように とがっているぞ。◉根をだし芽をだし青々とした葉を繁らせる落花生がなんだか頼もしい。いささかの擬人化もされていないが、健気で立派に見える(収穫されるわけだが)。マメ科はいい。21世紀を担うのは豆だ。◉過不足ない文章と、シンプルで力強い絵。不思議な生態。日常で身の回りにあるナッツ類(硬い殻に入っているタネの意)に親しみがわきます。◉傑作『どんぐり かいぎ』の著者によるナッツ讃歌!2019/06/22
しろくま
20
ピーナッツ、南京豆、落花生。それぞれの特徴や生育の様子等が分かって、勉強になります。前任校では2年生が育てていました。茨城や千葉では作っている家も多いのかな!?我が家は作っていませんが…。作ってみたい気がします。2018/11/12
遠い日
15
『だいず えだまめ まめもやし』を思い出しながら読むと、なんと作家は同じこうやすすむさん。絵も同じく中島睦子さん。ピーナッツと南京豆と落花生とは、同じ豆の違う状態の名付け。落花生が地中に生ることは知っていたが、こんな風変わりな生り方をするとは、目から鱗だ。だから漢字で「落花生」と書くのかと、ぽんと膝。楽しい楽しい豆の本。2015/05/12
ぼんくら
14
この三つは同じもの。らっかせいのからをわったらなんきんまめ、うすかわをむいたらピーナッツ。何よりおどろきは花が散ったあと、自分で地面に潜って実をつけるんだって!お利口なおまめさん!らっかせいを育ててみたくなるな~2013/10/21