出版社内容情報
タンゲくんはのら猫です。ある日、ふらっとやって来て私の家に居ついてしまいました。ところが、昼間は私の知らないところへ勝手に行ってしまいます。いったい、どこへ……。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
138
最初表紙だけを見たときには何か不気味な感じを受けたのですが、中身を読むと非常に素朴な感じの絵柄で心が休まります。目が傷でつぶれているのでこのような題名となったのでしょうが、日本人の絵本作家もかなりうまい人が多いのですね。2016/04/29
優花 🍯モグモグ
81
この絵本を読んで、読友さんの通い猫を真っ先に思い浮かべました。家のなかでは甘え、外では知らん顔したり、何処かでケンカをしてきたり、お腹の上で寝たり、読めば読むほど読友さん所の通い猫の顔が浮かんできました? 読んでいて幸せさが伝わってくる絵本でした。2017/12/27
mocha
76
キジトラ猫は野性的。堂々としたタンゲくんには、片目の傷も勲章みたい見える。こういう家族と猫の関係って、なんだか懐かしいな。昭和のノスタルジーと猫のたくましさを感じる絵本。2021/02/17
つくよみ
65
図書館本:ある日突然、見たことも無い猫が入ってきて、そのまま居ついてしまうお話。親も誰も何も言わずに、猫のしたいようにさせてあげるのが良いなぁと思う。その猫は片目が怪我でつぶれているけど、堂々とした立派な大人猫。だから、タンゲくん。何故か、主人公の女の子だけに懐くし、時々奇怪な行動も。更に、表で見かけると懐いてこない、自分の世界を保った猫。まさに孤高と言う言葉に相応しい。最大の特徴は、なんと言ってもド迫力な絵柄。昭和の香り漂う中に、時代の大らかさを感じるような作品。2013/10/26
bros
54
タンゲくん。有名な本なのに読んでなかった?登録してなかった?いつもタンゲくんの事思うところは、かわいい。愛されてるのねタンゲくん。私自身、猫は相変わらず苦手なんだけど、絵本通じて可愛く感じるようになりました!2017/01/20