出版社内容情報
竜巻きによってオズ大王の住む魔法の国に運ばれたドロシーは、かかしとブリキの樵と臆病なライオンと共に大冒険をします。完全復刻した124枚のデンスロウの挿絵をそえた決定版です。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
27
竜巻に吹き飛ばされてオズの国にやって来たドロシー。彼女が出逢ったのは、心のないブリキ男、勇気のないライオン、そして頭脳のないかかしだった。良き魔女グリンダを探すドロシーの旅は続く。1990/04/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
WOWOWで映画をやっていたので、登録漏れを思い出しました!アメリカのカンザス州に住むドロシーは、竜巻で家ごと見知らぬ土地に飛ばされます。帰るには大魔術師オズに頼まなければならず、愛犬トトとオズの住むエメラルドの都を目指します。わら人形のかかし、ブリキのきこり、臆病なライオンが仲間に加わり奇妙で不思議な旅が続きます。かかしは知恵を、きこりは心を、ライオンは勇気をオズから授かりたいのです。やっと会えたオズの正体は?ドロシーは無事帰れるのでしょうか?2020/01/14
しずくちゃん
7
渡辺茂男さん訳の「オズの魔法使い」。楽しい世界をじっくり味わいながら読めました。バウム氏が子どもに楽しい最高の芸術作品を届けようと書かれたこの作品は、デンスロウ氏のイラストと共に私達読者を心地よい冒険の世界へと誘ってくれました。ドロシーがどんなに恵まれた世界に来ても、貧しくともカンザスのエムおばさんとおじさんのところへ帰りたいって思うのが良いなあ。4人がいつも仲良しで。行きて帰りし物語ですね。2023/05/20
maiko
7
そういえばちゃんと読んだことないなと思って借りた図書館本。かかし、ブリキのきこり、臆病なライオン、それぞれのエピソードと、冒険が進むにつれて強くなる絆。1990年発行の古い本なのに独特のタッチの挿絵がたくさん含まれていて分厚さを感じず読了。家に一冊は置いておきたい王道の児童書。2022/06/08
リリウム
7
初読だったため、始めは「まぁ、よくある冒険ファンタジーか」と思いきや、オズが本物の魔法使いではなかったことにびっくり。一筋縄ではいかないところに、この物語の深みを感じました。2020/05/31
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- 和書
- 動都 移動し続ける首都