出版社内容情報
遊ぶ友だちがみつからないかんたは、お宮でへんてこなおばけたちと出会って愉快に遊びますが……。躍動することばと絵が子どもたちを存分に楽しませてくれるファンタジーの絵本。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HIRO1970
115
⭐️⭐️⭐️図書館本。2016/08/21
紫綺
114
でたらめに歌った歌が、異世界へワープするキーワードに。神社の御神木の吸いこまれ、お化けくん達と楽しく遊ぶ男の子のお話。ページたてよこの使い方も面白い。2013/03/30
のっち♬
111
『ちんぷくまんぷく あっぺらこのきんぴらこ じょんからぴこたこ めっきらもっきらどおんどん』—遊ぶ友達が誰もいないかんたがしめ縄の巻かれた木の下で、このインパクト絶大な節を歌うと穴の中から声がかかる。その中には遊んでほしい三匹の化け物たちがいて、かんたは一緒に遊ぶことに。モモンガーごっこ、おたからこうかん、なわとび、化け物たちの風貌も強烈な分だけ愉悦も相応に伝わって来るので一抹の寂寞感が残る余韻に仕上がった。うねりの効いた作画も美しく、特に水晶玉の不思議な輝きは神秘的。韻の踏んだ文章も演劇向きと言えそう。2024/03/22
masa@レビューお休み中
110
神社まで来たかんた。遊び相手を探しに来たのに、誰も見つからない。ヤケになって、めっきらもっきらどおんどんと、メチャクチャの歌を歌ってやった。そうしたら、どこかからかんたを呼ぶ声が聞こえきて、びっくりするような化け物が現れる世界に迷いこんでしまうのだ。遊んでほしいと泣き叫ぶので、仕方なくかんたが遊んであげるのだが…。化け物の形相もすごいのですが、名前がまた強烈なんですよね。もんもんびゃっこに、しっかかもっかか、そしておたからまんちん…いや、もう名前からして面白すぎますから。しかも、全然覚えられないし。(笑)2013/03/29
gtn
96
失念してもいい。「めっきらもっきらどおんどん」と唱えて救われたという経験のある人は、いざという時強い気がする。2020/08/23