出版社内容情報
前作の舞台ケメドでクーデターが起り、失脚した首長の息子アブダラーがムーランサール城へやってきた。背後で暗躍する死の商人の正体を暴くべくアラブへ飛んだタンタンたちは……。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
19
悲しくも、現実の歴史である”奴隷貿易”。タンタンの活躍と共に、史実を盛り込む点もタンタン・シリーズの特徴ですね。本著の終盤の悪者との戦いは、相手が潜水艦(!)ということもあり、まるで007のような見せ場!船長の大活躍で魚雷の被弾を逃れる点が特に印象的。それにしても、船長少々暴れすぎ・・・。舵がとれないでしょ・・・。(笑)2012/12/16
なおなお
8
奴隷の密輸という思いテーマだったが、いたずら大好きアブラダーのおかげで和むシーンも多かった。それにしても奴隷にされそうになっている黒人の人々もどこか明るいのが面白い。タイトルにある紅海のサメは船の名前でもあるが…「サメ」も重要な役割を果たす。とにかくハードック船長、ミラクルな強運の持ち主!2021/10/06
lovemys
6
何だか、現在も同じ状況の国があるような……。けっこうな冒険譚でしたが、アブダラー坊っちゃんのお蔭でクスリと笑えた。潜水艦使ったり、戦闘機使ったり、かなりの悪でした。2021/09/25
ととろ
5
うちにもアブダラーがいたら、キーッてなるわ・・・。ネストルとバーローみさきさま、かわいそう(笑)2012/06/17
kumo
4
今回もまた馴染みのある場所と人物たちが登場します。タンタンとハドックはアルカサル将軍と街でばったりと会い、その将軍が落とした財布を届けようとしたらまたもや妙な事件に巻き込まれます。 謎というほどのことではないし、途中でもうタネは明かしてますが、内容が結構シビアなお話です。2016/11/17
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- 和書
- 手形・小切手法判例解説




