出版社内容情報
はじめてキャンプの一晩をすごす小さな女の子の気持ちのたかぶりや不安、そして勇気などが、ユーモラスに、表情豊かに描かれた幼年童話。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっくす
54
お父さんに読みんでもらっていましたが、私は家事をしながら聞いていました。気に入っていた模様。とてもかわいい装釘。キャンプ連れて行ってあげたい!2017/01/28
岡部敬史/おかべたかし
43
話や絵はもちろんですが、造本が素晴らしい。四六のハードカバーなのに、きちんと児童書してるし、2色使いも見事。中に赤と青が同居しているページが有るけれど、どうやって作っているんだろう。3色指定なのかな。編集を担当した方、すごいと思う。尊敬。感服。2015/11/05
maekoo
42
再読、と言うか大阪市で働いていた学童保育のキャンプで事前に読んだ、今も大好きな林明子氏の絵と文の絵本です。 小さな女の子が年上の仲間や集団を仕切っているリーダーのおばさんの中で育っていく初めての野外キャンプを描いた傑作絵本! キャンプに持って行くものの詳細や気を付ける事、現地でやらなければ成らない事やその時の工夫も、絵と文で楽しく理解でき、「仲間」のいる素晴らしさとしっかりしたリーダーのいる事の大切さを疑似体験できます! キャンプの持つ素晴らしさを子どもでも解り易く伝えてくれその感動体験を与えてくれます!2023/01/07
けんちゃん
38
文庫ブログに掲載する為に久しぶりに再読。「ちっちゃいこは…」に激しく対抗して頑張るなおちゃん。やがてキャンプの一員としてみんなに認められるところは、うるっときます。娘たちが幼稚園のキャンプ前に読んでもらって以来、我が家の人気作品です。見開きのイラストがかわいすぎます。2012/07/01
どぶねずみ
37
図書館がオススメする夏休み読本。小さい子は何でも大きい子の真似をしたがる。オマメに「できないからダメだよ」と大人が忠告しても、我を通したいがために「できるもん」と嘘をつく。よくある話で、笑いの溢れる面白さだ。夜に一人でテントからトイレに出られたことは、甘えず自分の力を試す機会が与えられた良い社会勉強だ。2018/08/04
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