出版社内容情報
巨大な隕石が北極海に落下した。隕石に含まれる未知の金属を求めてタンタンの一行は北極海へと出航するが、行手にはさまざまな妨害が待っていた……息づまる争奪戦の結末は?
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かりさ
77
ちょうど20年前になるかしら。タンタンのアニメにハマって原作でも読みたいとなり、このシリーズを集めました。それ以来の再読。新聞記者タンタンの冒険旅行はいつも事件に巻き込まれ世界を冒険しハラハラドキドキの展開の中にボケっぷりが絶妙に絡んでいきます。相棒の白い犬、スノーウィが相変わらず可愛い。今回はSFっちくな世界観。巨大な隕石が北極海に落下。隕石に含まれる未知の金属を求めてタンタンたちは北極海へ出航。そこに辿り着くまでの紆余曲折を経てタンタンたちは隕石を確保出来るのか。久々タンタン堪能。他も再読したい。2016/08/20
うららん
20
ある日の夜、流れ星を見つけたタンタン。星を眺め北斗七星が8個になっていることに気付く。天文台へ行き隕石調査隊の一員として北極探検へ。ハドック船長も登場~船酔いをする学者ら。見つけた隕石はとてもふしぎ。2016/09/08
Willie the Wildcat
20
人間の欲、心情の変化が興味深い。勧善懲悪。結果はわかっていても、幾多の困難に、常に前向きに取り組む主人公の姿勢に共感。確かに、1冊1冊がハラハラ・ドキドキ満載。子供には堪らないでしょうね。タンタンの沈着冷静な言動と対極の船長。しかも、海禁連の会長だったんだぁ!?いうまでもなく、相変わらずのギャグも健在・・・。(汗)原書を読んだことがないが、どこまで原書に忠実なギャグなんだろうなぁ。(笑)2012/10/14
もえ
18
タンタンシリーズ2。今回は巨大隕石が落ちた北極海を目指してタンタンや科学者たちが旅立つ。「今にミロス島!つかまえたらただじゃオークランド!」といった船長の昭和風?オヤジギャグや「今にぎょうさんゼニもうけがでけますでえ」といった会長のちょっとおかしな関西弁など、翻訳で遊んでるところが面白い。タンタンやスノーウィは北極海に合わせてもこもこのコートを着るが、ピンクのリボンのスノーウィがスパゲティの鍋をひっくり返すドジを踏むところはお約束か。表紙の巨大きのこは終盤で登場して楽しませてくれる。さてお次はどの国に?2024/09/09
ととろ
8
面白かった。発見された土地を自分たちの所有物にするためには、最初に旗を立てたもの勝ちなんですねえ。この隕石のその後の様子も気になります。続きで一本漫画ができそう。2012/07/08