感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
17
東欧の昔話。登場人物も、物も、全てが何かのメタファーのようで、すんなりとお話の流れに乗って行けない恐ろしさを感じる。不気味な血の川、赤い海。魔法に、悪魔。呪いの呪縛。それでも、ハッピーエンドに救われる。2016/03/14
いくっち@読書リハビリ中
3
金のりんごは元々誰の物だったのかとか、親切すぎるおばあさんは誰?とか、巨人の指の大きさから察するに井戸って噴火口サイズじゃね?とかいろいろ疑問の残るスロバキアの民話でした。2013/03/30
紅独歩
1
入手難だったA・ブルノフスキー(或いはブルノウスキー)の絵本の限定復刊。幻想的で色彩豊かな細密画が素晴らしい。ブルノフスキーはスロヴァキアの巨匠だが、邦訳本はこれ一冊でほとんど知られていないのが残念だ。2009/06/14
timeturner
0
うひゃあ、波乱万丈。「死んでしまえばなんにもならない」というリアリズムはいかにも民話らしくて愉快。描かれている風景がリーベンデールみたいだった。2013/09/22
奈生
0
幼少時は結構怖かった記憶有り。白黒羊を抱いた老婆が。絵が美しくて大好きな一冊。