出版社内容情報
幼い子どもからおとなまでの読者をふしぎな世界へ誘う作者が、この絵本では、真夜中の机の上で小人たちが演じるふしぎなサーカス「地上最小のショウ」に読者を招待してくれます。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
112
絵本の中から小さくて不思議なサーカスがやってきた! どう考えても音が出なそうなオーケストラの演奏と共に、玉乗りや魔術、猛獣使いの演目が続く。紙の中から出たり入ったり。二次元と三次元が交じりあって、不思議な世界が現れる。この本も『ふしぎなえ』と同じく人の表情が素晴らしい。初出は1971年7月発行の『こどものとも』。絵本になったのは10年後の1981年4月。2016/04/10
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
24
ピエロのぺぺに連れられてふしぎなさーかすへ・・小人たちがおりなす芸はまるで夢のよう。安野さんのアイデア満載で楽しい夢がみれるといいなぁ。2021/02/28
ひみこ@絵本とwankoが大好き♪
24
図書館から寄贈していただいた絵本。2歳児クラスの子どもたちのお気に入り。2021/02/25
ケ・セラ・セラ
23
真夜中の12時を過ぎると、ふしぎなさーかすが始まります。絵本から飛び出すさーかす団員たち。さまざまな小物を使って夜明けまで繰り広げられる曲芸。二次元と三次元が交差する。あぁなんて夢のある世界。安野さんの絵本、あらためて欲しくなってしまいました。2021/02/08
Cinejazz
22
〝真夜中の12時です。さあ、目をつぶって❢ ...だんだん眠くなる...どんどん眠くなってきた...とても、とても眠い...もう、なにも見えない...見えるのは夢だけ…さあ、小人の不思議なサーカスの始まりです…〟コップの太鼓、スプーンのバイオリン、マッチ棒でフルートを奏でる楽団の登場。そして、ペン先のジャグリング、風船の玉乗り、絵から現れるライオンも登場…。朝がやってきて、小人の姿は消えていき…。<安野光雅>さんの絵の中で遊ぶ夢の絵本。2025/07/11