内容説明
発汗の辞…どうぶつびすけっとがあって、どうぶつしんぶんがないというのは、どうかんがえてもおかしい。であるからして、きょうここに「どうぶつしんぶん」をはっかんするのである。4才から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
281
文は岸田衿子、松竹いね子、谷川俊太郎の共同執筆。絵は堀内誠一。No.1「はるのごう」からNo.4「ふゆのごう」まで計4号。全体を引き締め、見事に統括しているのが堀内の絵。なんといっても楽しさに溢れている。執筆陣もみんな大いに楽しみながら記事を書いたのではないだろうか。編集がまた絶妙。巻頭特集もコラムも、どの号も秀逸。実用的な「まいごコーナー」まである。さらには「むささびペンション」など、いくつかの広告まであって、もう百花繚乱。こんな新聞を定期購読したいものだ。お薦め!2024/07/08
yomineko@ヴィタリにゃん
49
読み友様からのご紹介本です📚春夏秋冬に分かれて、絵本に新聞が入っている!季節のお料理も充実😊何年も読み継がれているらしく、割とボロっていて好感が持てた😊2024/08/06
東谷くまみ
40
うちにも誰か届けてほしい🤗どうぶつむらのニュースが盛りだくさん✨️春夏秋冬、季刊紙なのね🤭人間界の新聞と同じように連載小説、今日の料理、広告も😆その中でも私のお気に入りは「ひげはかせのけんこうそうだん」。相談者もかっぱやかめやムカデまで!ひげはかせ、しかつめらしく回答してるけどほんとにそれで治るのかな~wあーあ、私も知りたいことたくさんあるのにな。夏の間留守にするカモさんたちはどこに行ってるのかとか、カエルの合唱コンクールは何時からかとか😄実は知らないだけで、今、犬リンピックとかやってたりして🤭2024/08/10
ふう
19
読み友さんオススメ。楽しい。もともとは41年前の月刊こどものとも。宇宙と交信したり、雪男と会見したり、病気が流行ったり、火事が起こったり、四季折々のレシピあり、文芸欄あり、絵も文も、作り手が楽しんでいるワクワク感に溢れている。2024/07/13
ゆか
18
堀内誠一展で見て。展示では、どういう風な本なのかわからなかったが、実際手にしてこういう本なのかと、理解できた。本仕立てで、中の封筒にどうぶつ新聞が4枚入っている。見開きのページにヤギ先生が注意として、「はる、なつ、あき、ふゆよっつのしんぶんをたべないように」と「よんだらちゃんとたたんでふくろのなかにしまうこと」とある。学級新聞のようなイメージ。文は、「岸田衿子、松竹いね子、谷川俊太郎」。堀内誠一の絵の細やかで可愛い様子が、仕事ぶりを感心させるが本人はきっと楽しんで描かれていたのであろう。2022/09/15