出版社内容情報
山の見える町に引っ越してきたばかりのかなえと、新しい友だちとの出会いが、かなえに宛てられた不思議な“郵便”の謎を通して、感動的に描かれます。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
143
シンガポールに引っ越したばかりの頃が頭に浮かぶ。次男にとっては初めての引越し、初めて海外生活・・・。同じコンドの(日本人小学校の)子供達が遊びに誘ってくれる。日本と違って学年は関係ないんだよなぁ、しかも。情景は異なるが、林氏の絵が、(次男が)新しい環境に馴染んでいく過程を思い出させる。特に”おんなのこ”と対面したシーンは、とても心に響く・・・。周囲の親切を思い出し、改めて感謝。林氏の絵は本当~に温かい。2012/11/17
mariya926
104
不思議とこの本を読んでほしいとよく持ってきます。私は林明子さんの絵を見たくて借りてきましたが、息子も気に入ったみたいです。ちなみにまだ1歳7か月なので、読んでも集中できないので、創作で勝手に文章を縮めて作っています。大体1ページに1行ぐらいだと最後まで楽しみつつ見ています。そして最後のページのボールを投げているページでは、自分もボールを持ってきて投げます。それがしたくて本を読んでほしいのかもしれませんが(笑)2018/01/31
ちはや@灯れ松明の火
102
しらない町、しらない子たち、ちょっとこわい。なかよしはいない、おかあさんはいそがしい、ひとりぼっちはつまらない。とん、ことり。すみれの花ははじめまして。しらないだれかからのごあいさつ。とん、ことり。たんぽぽの花はげんきですか。しらないだれかからのおくりもの。しらない町のどこかに、いまはまだしらないだれかがくらしてる。とん、ことり。おおきな字のてがみはまってます。ともだちになりたいな。とん、ことり。おりがみのにんぎょうはいっしょにあそぼう。ほら、ドアをあけて。しらないだれかが、だいすきなともだちになるよ。 2016/09/23
ダリヤ
102
しらないまち、しらないいえ、しらないひとたちばかりのあたらしいばしょ。あたらしいゆうびんうけに、とん ことり ととどくかわいいおくりものたち。あたらしいばしょでのふあんやさびしさが、かなえちゃんのひょうじょうから、よくつたわってきます。さいごのかなえちゃんたちのえがおに、あたらしいばしょでであったものが、どんなにすてきなことだったかよくわかります。かなえちゃん、よかったね。2012/07/09
momogaga
96
【大人こそ絵本を】不思議な題名ですが、話が進んで来たら納得。恥ずかしがりだけど、心やさしいお友達が、できてよかったですね。2016/03/14
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- 和書
- 第六天の魔王なり