出版社内容情報
懐中電灯でほっぺたを照らすと赤く見えるのは、なぜだろうか。やさしい実験をおりまぜながら、血の働きをわかりやすく描き、血と生命の大切さを伝えます。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
79
読み友さんご紹介につき、拝読。転んで膝をすりむいて、血が出たところから始まる血の解説。懐中電灯で手を照らして血のめぐりを観察したり、トイレットペーパーの芯で心音を確認したりと、面白い。真ん中がちょっとへこんだ赤血球を見ると、「おいしそう」と思ってしまう。なんだか、ドーナツのような、キャンディーのような感じに見えるから。そして、この赤血球に酸素を乗せて、体中をはわせた血管で、酸素を運ぶとか、ちゃんと心臓から出てぐる〜っと回って心臓に還るようにするとか、その発想は誰が考えたんだろう、と思う。2016/06/25
匠
74
この絵本も想い出深い。子どもの頃から何度も繰り返し読んだが、科学好きの甥っ子もまた幼稚園の頃、繰り返し読んでいた。怪我をするとなぜ出血するのか。というところから始まり、赤血球、白血球のはたらき、血管について描かれ、体中をどのようにして流れているかを知ることができる。また血液と酸素、二酸化炭素の関わりなども書かれ、絵本としては文字数も多めで読み応えがあるので小学低学年くらいまで充分楽しめると思う。2013/07/26
momogaga
37
【大人こそ絵本を】血をテーマに絵本を作るってむずかしかっただろうな。でも堀内誠一さんだからできた作品です。2016/02/15
鈴
35
図書館で小学低学年向きにオススメされてたので、息子もしょっちゅう怪我をして流血するし興味あるだろうと思い…(笑)タイトルへの食いつき、やはり良かった。どうして怪我すると血は出るのだろう。どうして体中に血管があるのだろう。どうして心臓はどきどきしてるのだろう。子供にもわかりやすい言葉と絵で説明されている。息子と、脈や心臓の音を確認しあいながら読んだ。生きてる証拠だね。2012/09/18
くぅ
31
血だの怪我だの絆創膏だのに興味あるらしく真剣でした。(4歳8ヵ月)2022/01/13