昔話の深層

昔話の深層

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 353p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784834007046
  • NDC分類 388

出版社内容情報

本書はユング分析心理を基にして、昔話を考察していきます。何気なく読みすごしている昔話の底に、いかなる意味がかくされているか、見事に明らかにされていきます。

<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>---

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みやび

4
昔話を心理学的観点から見て考察した読み応えのある1冊。主にグリム童話を中心に語られているが、改めてグリム童話って本当に理不尽で残酷で怖い。でもなぜか不思議と子供の頃もそれをすっと受け入れて読んでいける。本書の冒頭でも印象的だが現代は死からどんどん遠ざかっている。命ある者である以上誰しも必ず訪れる身近なものであるはずなのに。昔話からは死に対する恐怖や畏敬を感じ取る事が出来る。時代がどんなに変わろうとも昔話は普遍的で人の心を捉えて離さない。そしてそれこそが物語の持つ力であり魅力なのだろうと思う。2020/03/29

otoya

0
昔話から見る心理学。昔話は教訓的な分かりやすい話もある一方で、理不尽極まりない話もある。それは父性、母性、自己、のような「無意識」の表れであり、昔話を読み解くことは、それらの理解につながるのだ。ストーリーそのものの解説は勿論、「蛙」や「烏」といった昔話によく登場する生物が象徴していることなどの解説もあり、こういった読み方もあるのか、と面白かった。昔話についても、心理学についても、理解を深めることが出来る。巻末に各章のメインとなる昔話がついているのも良かった。2015/02/07

k

0
小さな頃読んだ様々な昔話の、変だなあと思ってた所、例えば勧善懲悪的なお話しでもなければ、社会や心が求める綺麗なお話しでもない所、そういう独特な、不思議な魅力に納得できた。面白かった。2014/06/02

仮ッ子

0
昔話の訳の分からなさ。しかし、心理学の面から掘り下げると、あぁなるほど、と膝を打つ。面白い。ユングとかフロイトとか、理解してると、こういう物の見方ができるんだ。かじってみたくなる。そしたら、他の童話とか昔話を、自分なりの解釈で読んで楽しみたい。後ろ1/3に、取り上げられたグリム童話が矢川澄子の訳で収録されてるのが嬉しい。2012/06/02

uju

0
世界中に伝わる昔話(当然神話も該当するが)における共通点を、ユングは普遍的無意識の概念で説明した。本論に置いては、それを人間の内的な成熟過程と照らし合わせながら解釈を進めていく。とはいったもののぶっちゃけ相当わかりにくい。終章において本人も少し触れているが、西洋における自己実現過程の解釈を土台に置いているのが原因ではないか。2011/10/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/370967
  • ご注意事項

最近チェックした商品