福音館日曜日文庫<br> 釧路湿原を歩く

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福音館日曜日文庫
釧路湿原を歩く

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  • サイズ B6判/ページ数 504p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784834006971
  • NDC分類 K916

内容説明

なんてでかいんだ!なんて無垢なんだ!この自然の中を歩いてみたい。おずおずと足を踏み入れた湿原には、ぼさぼさのおかっぱ頭のようにスゲがもりあがるヤチボウズが連なり、ヨシとヤチハンノキが濃淡をつけるだけの果てしない平原が広がっている。その原野の片隅で、菱の実の収穫を祝うアイヌの祭りが、静かに行なわれていた。手つかずの自然を求め、原野に生きる人々の証言を追って、自分の足で釧路湿原の素顔にせまる、気鋭のルポルタージュ。

目次

第1章 冬への序章
第2章 氷と雪の季節
第3章 季節の移ろい
第4章 原野の祭り
第5章 タンチョウの家

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね

3
友人宅の本棚にあったのを何の気なしに借りて読んだら掘り出し物だった。釧路湿原ガイド本の域を全く超えて、入植者・アイヌ・農家・丹頂鶴保護者らの厳しい葛藤と現実に深く深く分け入ってゆく。本業は新聞記者だが、自分を現場にさらし、相手との人間関係をきちんと作ってから話を聞いてゆくという、まっとうな姿勢が素晴らしい。釧路に行く前に読んでおいてよかった。80年代に新婚ホヤホヤだった著者、今はどうしておられるだろうか。2014/07/30

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