出版社内容情報
靴をはいておもてに出るのは、あかちゃんの大きな喜びですが、その靴がここでは大活躍。優しく明瞭な色彩で靴の表情を描いた、あかちゃんの絵本の一級品。
<読んであげるなら>0才から
<自分で読むなら>---
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こーた
182
子どもが(ようやっと)靴を履いて歩けるようになった。ちょこちょこと狭い歩幅で、ゆっくりとだがしっかりと、一歩いっぽ(文字どおりに)足を運んで行きたい向きへどこへでも行く。いまは歩くことそのものが愉しいみたいだ。車が好きで、駐車場を見つけるとふらふらと勝手に入っていってしまい、連れ戻すと泣いて怒る。独り歩きはまだ不安なのか、伸ばしてくる手を僕はそっと握ってあげる。同性の親子で手を繋ぐことなんて、今しかないだろうな。あと数十年後、こんどは歩けなくなった僕が手を伸ばすかもしれない。そのとき君は握ってくれるかな。2024/02/21
mariya926
73
この本はお散歩好きな息子は好きかと思いましたが、3冊の中で一番関心が薄かったです。読む方も表紙のように白文字だったら読みやすいと思いますが、濃い青色のバックに黒文字で正直読みにくいです。父は目をしばしばさせてましたが「これは読めないよ」と諦めていました。祖父や祖母が読むは難しいと思いました。内容はとってもリアルでぴょんぴょんジャンプしたり、トントンしたり。靴ってこうやって動いているんだなーと私の方が絵に夢中になっていました。まだ1歳半なので何ヶ月後に読んだらもっと楽しめるのではないかと思いました。2017/12/13
momogaga
51
【おとなこそ絵本】小児になるとようやく歩き始めます。初めての外歩きの瞬間を暖かく見守っています。靴だけを描くことで、想像できます。あなたのお子さんが上手に歩いてますね(^0^)。 2021/04/30
ひらけん
42
ある作家さんが「物は1人でに話すことも勝手に動き出す事もないが、絵本ならそれが許されるのではないか」って言葉が読んだ後に思い浮かんだな。確かに小説で勝手に靴が動いたら、それはまさにホラー小説にしかみえない。でも、絵本の中だとそんな怖さなんか微塵も感じられない。物には命はないが、その物を作る為に沢山の人が関わり、使ってもらう人の気持ちを考えて、物を作っている。そんな作り手の気持ちに感謝しつつ、どんな物でも粗末には扱ってはならない。そんなメッセージが込められているように感じられた絵本でした。2017/12/10
くぅ
37
くつだけだから興味をもたないかな?と疑いながら読み聞かせたけれど、ちゃんとよくみていました。くちだけだけど、不思議とちゃんと表情のあるくつでした。息子ももうすぐおくつを履くようになるかな?(10ヶ月)2018/03/15
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