出版社内容情報
身近で見られる樹木143種を厳選し、美しく精確な絵で描いた樹木図鑑の決定版。葉っぱから調べられる木の葉のさくいんもユニーク。
内容説明
《身近な木143種を美しい絵で紹介》子どもから大人まで、自然を愛するすべての読者に!木の世界をあますところなく伝える、樹木絵本の決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バニラ風味
16
季節はマンサクとウメが咲く、早春から始まります。季節を進ませつつ、よく見かける園芸植物に雑木林の木々、その新芽や花、葉の形、果樹なども、だんだんにクローズアップされていきます。本物に近い、美しい写実的な絵は、ボタニカルアートと言えるでしょう。絵本ですが、植物図鑑としても使えます。巻末には索引と解説もついています。2018/03/23
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
身近な木を紹介。その数143種。葉っぱや種なども1つ1つ丁寧に紹介され、葉っぱのページは圧巻です。木の名前が載っていても、文字をみないと見分けがつかないものばかり、なのに微妙に違うところを描いている素晴らしさ! 【第29回児童福祉文化奨励賞】2020/01/30
遠い日
6
木の名前を覚えたい。実際に参考になるハンドブックのようなものを持って、公園や林や山を歩かないといくら本を読んでもだめだなと感じていても、この手の本をみると手に取らずにはいられない。ましてや高森登志夫さんの絵とくれば、なおさら。早春から冬まで季節を一巡り。木の花、葉、木肌、全体の形を精緻に描く。本に描かれた全ての木の葉っぱの紹介は、圧巻。かわいい冬芽にも触れている。索引と解説も、充実。2014/04/09
MOTO
5
四季折々の美しい森のなかをゆっくり散策。眺めているだけでも充分に楽しいけど、時々ふっと湧いてくる疑問。(この木、何の木?)←あのCMか。(^-^;(これは何の葉?何の実?)そんな時は森のベンチに腰掛け、たくさんの中から名前を探してみる事もできる。木の、木による、木好きな人への絵本、そんなイメージ。2020/03/04
すがし
4
子供向けの入門書というか絵本だが、身近な木の種類すら見分けられないズブの素人には、豊富な図版が嬉しい最良の入門書。手許に置いておきたい。2010/06/11