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最後のシュート

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  • サイズ B6判/ページ数 363p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784834006643
  • NDC分類 783.1
  • Cコード C8075

出版社内容情報

ニューヨーク、コニーアイランドに住む高校生にとって、スラムの犯罪や貧しさから抜け出す道は、バスケットボールで大学への奨学金を得ること。彼らの苦闘の日々を追った感動のノンフィクション。

<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>中学生から

内容説明

バスケットボールに賭けた四人の若者の熱い夏。…その後、四人の運命は大きくわかれた。ある者は栄光の舞台へ、ある者は悲劇的な結末へ。感動のノンフィクション。

著者等紹介

フレイ,ダーシー[フレイ,ダーシー][Frey,Darcy]
『ハーパーズ』や『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』に定期的に寄稿している白人の気鋭の作家

井上一馬[イノウエカズマ]
1956年東京生まれ。都立立川高校、東京外国語大学卒業。出版社勤務を経て、執筆・翻訳活動に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

beniko

8
図書館本。息子がバスケをやってるので興味を持って読み始めたが、単なるバスケの話じゃなかったし、バスケが単なるスポーツじゃなかった。貧困、人種差別、麻薬と暴力がすぐそばにある環境で、それらに染まらないだけでもすごい精神力が要ると思うが、その精神を支えているのがバスケでもあり、追い詰めるのもバスケ。バスケが唯一の希望となってしまう社会で、そこから抜け出すための全てがバスケ少年の肩にかかっている。なんて過酷なんだ。約1年の取材で著者のチャカ、コーリー、ラッセルへの愛情をそこかしこに感じた。彼らの行く末が切ない。2017/11/28

水の都

2
バスケ書籍第2弾。作家フレイがニューヨークにほど近いコニー・アイランドを舞台に1年間張り付きで取材したリンカーン高校の4人のバスケ部員を中心に話が進む。移民社会の貧困、犯罪、麻薬、そしてその中にある唯一脱出の糸口になるNBAへの道。ナイキを代表とする商業スポーツの功罪。バックグラウンドはことごとくグレーだが、そこで遮二無二プレーするバスケ部員のプレー描写はこの上なくクール。緩急つけた書きぶりは心揺さぶるお薦め書籍。2021/12/16

ゆらりん

1
ファイブで、日本のバスケ界きびし~と思ったけど、こっち読んだらレベルが違った。アメリカのバスケ界、というか格差社会、すんごい過酷・・・2010/11/27

種蔵珪也

0
実在の人物に取材した実話。バスケ一本でエリートコースへのしあがろうとする高校生たちの話。これ、ブラジルならサッカーだろうなぁ。バスケより高校生の家庭環境とかアメリカのバスケシステムの話が多い。個人的には読みにくい一冊。2012/07/29

トールマン

0
2012/06/05

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