感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
66
旧ソ連の絵本。森の洋服屋に仕立てを頼んだらもう散々だったというおじさん。話を聞いてみると、反して腕の良い職人がズラリ!やはりロシア人の好きなハリネズミ登場!襟を縫う名人!他にもボタン付けの名人などゾロゾロいるのにどうしてこのおじさんは最低最悪の仕立て屋だと言うのでしょうか。笑える絵本です📙絵はソビエトレトロ風でとても芸術的です😊2023/09/20
booklight
32
もりのようふくやはぜんぜんだめなんだ、というとこから始まる。子供の要求をそのままいったら、はりねずみ、おおかみ、くま、うさぎ、あなぐまの職人に怒られてしまう、という話。1962年発行のソビエト!の絵本で、このぐらい昔だとストーリーが全然教育的でないのがむしろ面白い。絵がラフで写実的で民族要素もあって、心地いいなぁ。2021/06/12
gtn
23
各人の技術は秀でていても、まとまらない。各国には固有の文化があるが、一つにしたらギスギスする。本書が発刊されたのは、1959年ソビエト連邦下。2021/11/19
Shoko
22
図書館本。読み聞かせ。『てぶくろ』のエウゲーニー・M・ラチョフの作品。ハリネズミ、おおかみ、くま、うさぎ、あなぐまは、森の洋服屋の5匹の職人たち。襟付け、ポケット付け、袖作り、ボタンつけ、裏地付けと、それぞれに得意な工程があります。5歳になるぼうやのために、素敵な上着を作りたいおじさんは、ぼうやの無理難題の注文を5匹の職人たちに伝えます…。動物たちもさることながら、家具や食器、洋服、テキスタイルなど民族的?な雰囲気が素敵でした。2022/03/18
ヒラP@ehon.gohon
17
森の洋服屋さんがどれだけひどいって、これではどんな職人さんだって怒ってしまいます。 ハリネズミがつけた注文のすごさに圧倒されまくりのお話です。 とても面白いお話ですが、絵本として物足りなさがあるのが残念。 読み聞かせのスタイルで、本を広げても絵から伝わるものがあまり無いような気がします。2018/01/21
-
- 和書
- 現代国際関係論