感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
51
ガラスのコップがどんなものなのか、子どもの目線で科学的に観察したり実験?したり。ダイヤモンドで切った写真に驚いた。身の回りの不思議がとても面白かった。アートであり、サイエンスであり、ライフでもある。2021/11/02
momogaga
47
【おとなこそ絵本】コップってこんなにも多面性があるんだ。谷川俊太郎さんの言葉で分かりやすく説明してくれます。2021/10/31
けんとまん1007
46
こっぷ・・そっか~、こんなことも出来てるんだよね。気づいていないだけなんだ。谷川俊太郎さんの言葉になると、とたんに面白くなる。やっぱり、谷川俊太郎さんは天才だ。2021/11/08
greenish 🌿
46
【Casa BRUTUS 読み継ぐべき絵本の名作100】№017 コップは水をつかまえる。コップは煙もつかまえる。急に熱くすると? ガラスのコップを、いろんな視点で見つめる写真絵本 ---1971年かがくのとも傑作集として刊行。セピアカラーの写真の中に、時々現れるレインボーやトロピカルカラー。旧き善きものに出逢った感じの写真や、子どもたちの好奇心を掻き立てるような谷川俊太郎さんのリズミカルな文章も、”思いつき”から生まれたとは思えないクォリティの高さです。読み継がれるように、表紙を新装してもいいかも。2014/01/22
ゆうゆうpanda
45
<読み聞かせボランティア・対象3年生>「こっぷははえをつかまえる こっぷははんにんもつかまえる」コップの使い途を「つかまえる」と表現するところが流石に詩人です。セピア色の写真に時々混じるカラーの写真。ベネチアングラスや切子のガラスを並べたページは、はっと息を呑むほど美しいです。大量生産のコップが並ぶセピアの写真もそれはそれで美しいです。写真家今村氏、アートディレクター日下氏は既に鬼籍に入られています。でも表現は決して古びていません。子供達にも伝わる筈です。写真は輝きを「つかまえる」よい仕事だと思いました。2016/07/05