感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
29
「おおばこのくきは じめんのうえに のびていません。つちのなかに はいっています。だから、ふまれても おれないのです」◉色濃いめ、そして生命感とみずみずしさを感じる好きな絵柄。土を縛る根っこの、堂々たる白さ/ウネリのおおらかさ。◉「おおばこは せが ひくいので、おひさまのひかりが あたらなくなり、かれてしまいます。こうして、おおばこは ひとに ふまれるところで いきつづけているのです」◉客観的な事実を切り詰めた字数で表現するだけで面白いという、自然の魅力。80年刊。2021/03/07
いっちゃん
10
小さい頃よく草相撲に使った。なつかしい。2016/05/19
けんとまん1007
10
なるほどお、おおばこって踏まれるからこそ、生き残れるんだ。まさに、目からウロコ。あれれ、そういえば、最近あんまりみかけなくなったような気がする。中に書かれているような、おおばこを使った遊び、子どもの頃やったよなあ~。2014/07/03
ほのぼの
8
長男読解力強化本。オオバコの種って、水に濡れるとぬるぬるするんだ。初めて知った。だから子どもの長靴にたくさんくっついてくるんだ。納得。勤務校にほしい一冊。2014/08/06
てんちゃん
4
『福音館書店』『かがくのとも』といったら…やっぱり期待を裏切りません。確かな知識と味わいある絵画。オオバコに限らず、脇役の雑草(メヒシバなど)も丁寧に描かれています。根っこを逞しくはって、他の植物が生き残れない場所でこそ、生き残れるオオバコ。その生き方から、人も学べることがありそう。2015/05/31
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