出版社内容情報
朝になると植木屋のくまさんはエプロンをかけ、手押し車に植木ばさみとほうきを積みこんででかけます。庭の手入れや野菜作り、楽しいくまさんの仕事です。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
69
誠実で実直な植木屋のくまさんのお話。このシリーズはこれまで「パンやのくまさん」「ゆうびんやのくまさん」などを読んできた。共通するのは、地域の人々との交流(お客さんが何かをくれたりする)、小さな金額のやりとり(硬貨5枚くらい)、もくもくと仕事に没入する姿勢、1日の終わりに疲れてぐっすり眠りにつくこと、など。職種は変われど、仕事の理想の姿はこういうものだ、ということだろうか。2015/03/08
masa@レビューお休み中
68
なんだかわからないけど、このシリーズ好きですね。パンやのくまさんに続いて読んでしまいました。なにがいいんだろうなぁ。もしかすると、このていねいに毎日を暮らしている感じが好きなのかもしれないです。ストーリーは実に単純。植木屋のくまさんがお隣の家の庭の手入れをする一日を綴っただけです。くまさんは朝起きて、仕事の準備をして、お隣さんに行き、木や芝生を刈ったり、野菜や花を売ったりしながら、一日を無事に終えます。くまさんのお仕事を見ていると、子どもたちの夢が「植木屋さんになること」なんてことを言うかもしれませんね。2013/04/25
♪みどりpiyopiyo♪
61
ぬいぐるみのくまさんのお話です♪ ■「あるところに、うえきやのくまさんが、すんでいました」 くまさんの物置 かわいい♡ ちいさなくまさんがエプロンつけて 脚立に登ってるの かわいい♡ 仲良しのねこさんと一緒に お仕事に行ったり、ごはんたべたりするのも かわいい♡ ■働き者のくまさん。意外や多角経営の実業家です☆ お野菜をいっぱい並べたページをよく見て! 居間もお台所も、なんて素敵なおうち♪ 「これが、うえきやのくまさんの おはなしです」(1983年 英国。1987年 まさきるりこ 訳)2018/02/21
ぶんこ
44
うえきやのくまさんの一日は大忙し。お隣さんのお庭の手入れに、自分の畑の野菜を収穫。ご近所の方に売ったり。そばにはいつも白い猫が一緒。働き者のくまさん、おやすみなさい。ほっこりできる「くまさん」シリーズ。2022/12/11
ちえ
37
隣のうちの満開のキングサリ、色とりどりのタチアオイ、手前はグラジオラスかな。色とりどりの庭の花にさすがガーデニング好きなイギリスの絵本だなと思う。畑の野菜や花を並べているその後ろにミツバチの巣も。体を動かして物を作って売ったり買ったり…地に足着いた生活だなあ。それにいつもくまさんと一緒にいる白猫のしぐさがいちいち可愛くて(*´▽`*)、この絵本は家に置きたいな。ところで一輪車の手押し車は使うのがなかなか難しいんだよ。クマさん器用(^^♪2023/05/17