出版社内容情報
クリスマスの前の日、くまさんは小包を配達するのに大忙し。どの家でも喜んでくまさんを迎えました。そして、疲れて帰ったくまさんにもちゃんと小包が……。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
159
贈り物に心を込めて。手紙を出すとあなたに届きます。ごく当たり前のことだけど、そこには運んでくれる人がいます。朝早くても寒くても、大切な想いが詰まった荷物を丁寧に届けてくれます。ゆうびんやのくまさんに街の人はみんな感謝しています。お家に帰ってお風呂で温まって、暖炉の前で晩ごはんを食べて、日常を繰り返しているけれど、今日は特別な日、クリスマスイブ✨🎄✨仕事は忙しかったけど、くまさんにも小包が届いていました。疲れて眠っちゃったけれど、沢山のプレゼントに囲まれて、素敵な夢を見ていることでしょう。お疲れ様でした✨2021/06/06
しんごろ
151
ゆうびんやのくまさん、寒い中、配達お疲れさまでえす。そして今日一日お疲れさまでえす。しっかりお風呂で温まって、疲れをとって、明日も頑張ってねえ。それにしても、クマさんに届いた小包は何がはいってるんだ。気になるじゃないか。2021/12/21
Kawai Hideki
94
郵便屋のクマさんが真心をこめて淡々と仕事をこなす日常を追うお仕事絵本。主人公はどう見てもぬいぐるみのクマで、お客さんや他の郵便局員は人間なのだが、その辺りの設定は完全にスルーされており、ごく自然にやりとりがなされる。このクマさん、クリスマスのプレゼントをたくさんもらったり、パーティーへのお誘いを受けたり結構モテる。家には奥さんと思われるクマの肖像や結婚式の写真が飾られているが、今は独り身で生活しているようだ。本文では触れられないがドラマを感じさせる。嫁曰く「説教くさくないのが良い」とのこと。なるほど。2014/10/18
masa@レビューお休み中
78
くまさんシリーズ、今回は郵便屋さんなんですね。しかも、くまさんがクリスマスに配達する姿を追っているんですよね。働き者のくまさんは、雪が降る中でも、クリスマスという特別な日であっても、当たり前のように朝起きて仕事に向かいます。文句も言わずに働いている姿を見ていると、くまさんすごいとすら思ってしまいますね。そうそう、クリスマスプレゼントを届けに行くと、子どもたちが喜ぶんですよね。ここでも彼は人気者です。ずっと気になっていたことがあるのですが…。それぞれの仕事をしているくまさんは、同じくまなんですかね。2013/05/30
♪みどりpiyopiyo♪
60
ぬいぐるみのくまさんのお話です♪ ■「あるところに、ゆうびんやのくまさんが、すんでいました」 暗いうちからごくろうさま☆ 配達姿も、高い椅子に乗って事務仕事をするのもかわいい♡ ■このシリーズは、小さなくまさんながらも、お仕事をして、街の人たちとも交わって、家に帰れば自分の暮らしもあるのがいいね。お風呂に入るときは やっぱり小さなくまさんなのです♡ 壁の写真はご両親かな? 「これが、ゆうびんやのくまさんの おはなしです」 12月になったらまた読みたいです♪ (1981年。1987年 まさきるりこ 訳)2018/02/21